熱で体調を崩している女性

お腹が急に痛くなる・・トイレに何回もこもるほどの痛み。胃腸炎で苦しむ方も多くいるでしょう。そんな胃腸炎ですが、実は種類も幾つかあり、症状や原因も異なります。

今回はウイルス性胃腸炎に関する症状・原因・対処方法・治療方法などをまとめてお伝えいたします。






ウイルス性胃腸炎の6大症状!初期・中期・後期の変化とは


1) ウイルス性胃腸炎とは何か

ウィルス性胃腸炎とは、ウィルスに感染し様々な症状が出る胃腸炎です。強い感染力を持ち人から人へ移る為、注意が必要な病気です。ウィルスには「ノロウィルス・アデノウィルス・ロタウィルス」など種類があります。

また体内にウィルスが入り発症するまでの潜伏期間は24~72時間と言われています。幼児や高齢者が感染すると危険な状態になる場合もありますので、早期受診や対策が必要になります。

2) ウイルス性胃腸炎の初期症状!6つのチェック項目

ウィルス性胃腸炎にかかると、初期から後期と経過をたどりますが、初期段階が一番辛いです。症状が風邪と似ていることもありますので、初期症状で悩まれている方の為にいくつか初期症状のチェック項目をご紹介します。

(1) 倦怠感

身体が重いなど、風邪と似た倦怠感が出ることがあります。

(2)寒気

肌寒く感じたり、身体が震えるような寒気に襲われることがあります。寒気の度合いは個人差があります。

(3)めまい

ふわふわと浮いた感じのめまいや視界がくるくる回るめまいに襲われることがありますが、浮いたような感じのめまいが出ることがほとんどです。

(4)胃部不快感

胃のあたりがモヤモヤと気分が悪くなります。その後、他の症状が出ることがあります。

(5)冷や汗

冷や汗が出て、辛くなります。寒気や吐き気、倦怠感から出ることがあります。

(6)吐き気

急な吐き気に襲われます。吐き気で止まることもありますが、嘔吐してしまうこともあります。

3) ウイルス性胃腸炎の中期症状!6つのチェック項目

初期の段階で受診し検査や診断を下されますが、中期の段階は急性期でもある為辛いです。初期よりも辛い症状が出ることがありますのでご紹介します。

(1) 腹痛

突き刺すような腹痛が現れ、胃痛や下腹部痛がでます。

(2) 嘔吐

トイレに行く前に嘔吐してしまうこともあります。そして頻繁に嘔吐し水分や食事が取れなくなることもあります。

(3) 下痢

腹痛から急な便意に襲われ、水様便が水のように排便されます。便失禁してしまうこともあるので、その際は下記に記載しますが、処理が必要になります。

(4) 熱発

微熱から38~39度と個人差はありますが熱発します。

(5) 白い便色

頻回に下痢を繰り返す為、胆汁の分泌が追い付かなくなり白い便色になる方もいます。肝機能の低下などでも見られます。

(6) 脱水症状

水分摂取ができずに脱水症状が出ることがあります。意識消失など危険な状態になることがありますので、緊急対応が必要になります。

doctor giving pills to woman at hospital

4)ウイルス性胃腸炎の後期症状!4つのチェック項目

治療し症状は経過としては落ち着いてきますが、症状や状態が残っていることもあります。初期症状から1~3日で治癒すると言われていますが、後期の治りかけの症状をご紹介します。

(1) 食欲不振

嘔吐することが落ち着いても、食欲が低下し少量しか食べれないなど見られます。

(2) 水分摂取不足

水分が少量摂取できるようになっても、水分が抜け体内の水分不足が見られることがあります。

(3) 嗚咽

上記に食欲や水分について記載しましたが、経口摂取した際に「おえっ」など嗚咽が出ることがあります。またそのまま嘔吐してしまうこともあります。

(4) 軟便

下痢が続く場合もありますが、柔らかい軟便になることがあります。ですがオムツ処理の際には注意が必要で便座の消毒も必要です。下記を参照して参考にしていただければと思います。

5)ウイルス性胃腸炎の考えられる4つの原因とは

ウィルス性胃腸炎は説明したように、感染し潜伏期間をえて発症します。しかしウィルスが体内に入る感染の原因がありますのでご紹介します。

(1)食べ物摂取

ウィルスが入った牡蠣や魚など摂取し発症することがありますので注意が必要です。

(2) 空気感染

患者の嘔吐物や糞便が乾燥し空気と混じり感染することがありますので対策が必要です。

(3) 飛沫感染

患者の唾液やクシャミなどで、ウィルスの混じった唾液や鼻水を吸い込んでしまった際に感染することがあります。

(4) 水道水・井戸水

浄化されてない水や井戸水を使っているご家庭でウィルスの入った水を飲むことによって感染することがあります。

6)ウイルス性胃腸炎への検査方法とは

ウィルス性胃腸炎になり受診すると、必ず検査をします。ですがどのような検査をするのか気になる方もいると思いますので、ウィルス性胃腸炎を疑われた場合に行われる検査をご紹介します。

(1) 血液検査

血液を採取し、ウィルス反応などやその他の数値を診ます。ウィルス反応が出た場合はウィルス性胃腸炎と診断されます。診療所にて検査可能です。

(2) 検便

検便にて便を採取し、便にウィルスが混じっているかを診ます。診療所で検査可能です。

(3) レントゲン検査

X線撮影にて肺炎などの合併症が出てないかなどを診ます。微量に被ばくする為、妊婦は事前に説明しましょう。

Doctor and surgeon reading notes

7)ウイルス性胃腸炎への治療方法とは

ウィルス性胃腸炎は、これといった治療法はないと言われています。ですがその他の症状に対して行われる治療法をご紹介します。

(1) 薬物療法

ウィルス性胃腸炎には、これといった薬はないですが、その他の症状を緩和する治療法がとられます。下痢止めは処方されないですが、整腸剤や胃薬、吐き気止めなど処方し様子を見ます。

(2) 点滴

飲食が困難になり、特に水分不足などで脱水症状が見られた際に病院にて点滴処置を行います。栄養剤を点滴し様子を見ますが、滴下数によっては時間がかかります。

8)ウイルス性胃腸炎を予防するための5つの生活習慣

ウィルス性胃腸炎は季節的なものもありますが、上記説明したように食べ物や飲み物でも感染します。ですが、生活習慣や生活の中での心がけで予防はできます。自分や感染者がいた場合にできる対策法や予防法をご紹介します。

(1) 食事

生ものやウィルスのはいった牡蠣を食べることによってウィルスが入り発症することがある為、食事などには気をつけましょう。

(2) 飲み物

海外旅行で海外の水を飲んで発症する場合があります。井戸水を使っているご家庭もあると思いますが井戸水にもウィルスが入っていることもある為、浄化水を飲むようにするなど対策が必要です。

(3) 消毒

アルコール消毒ではウィルスは耐性がある為残ります。国から、次亜塩素酸消毒が良いと認められていますので、薄めて使用するようにしましょう。

(4) 食器分別

身内で発症し、看病してる時は、食器を分別し必ず次亜塩素酸にて消毒するようにしましょう。

(5) 安楽位

嘔吐がひどい場合は、横に寝かせ膝を曲げた体制を取りましょう。嘔吐しても大丈夫なように洗面器を口元に起きましょう。

(6) 嘔吐物、糞便処理

嘔吐物や糞便は処理をしても、乾燥した際に空気と一緒に混じり漂うことがありますので、しっかり処理し次亜塩素酸にて洗面器やガーグルベース、便座など消毒するようにしましょう。

(7) マスク着用、手袋

処理する際は、必ずマスクを着用しビニール手袋を着用して行いましょう。また処理後も手洗いをしっかりしましょう。






今回のまとめ

1)ウイルス性胃腸炎とは何か

2)ウイルス性胃腸炎の初期症状!6つのチェック項目

3)ウイルス性胃腸炎の中期症状!6つのチェック項目

4)ウイルス性胃腸炎の後期症状!4つのチェック項目

5)ウイルス性胃腸炎の考えられる4つの原因とは

6)ウイルス性胃腸炎への検査方法とは

7)ウイルス性胃腸炎への治療方法とは

8)ウイルス性胃腸炎を予防するための7つの生活習慣