ナースに問診を受けている女性の患者

食中毒の多い時期、ノロウイルス発生という情報を聞くと自分に下痢などの症状があればウイルス性胃腸炎に感染しているのではないかと心配になったことはありませんか。今回の記事では、ウイルス性胃腸炎がうつる原因や感染経路、対処法などについて紹介します。






ウイルス性胃腸炎がうつる3大原因!感染経路と対処法とは

1)ウイルス性胃腸炎とは何か?潜伏期間の説明

ウイルス性胃腸炎は、身体がウイルスに感染することで胃腸に炎症が発症する疾患です。潜伏期間は、感染しているウイルスにより違いがありノロウイルスであれば24~48時間、ロタウイルスであれば24~72時間といわれています。

2)症状チェック!ウイルス性胃腸炎かどうかの3つの項目

ウイルス性胃腸炎の症状で、ノロウイルスおよびロタウイルスによる症状を紹介します。

(1)嘔吐

(2)発熱

(3)下痢

ノロウイルスおよびロタウイルスに感染すると、上記のように嘔吐の症状から発熱を発症し、下痢の症状があらわれるといった経過を辿ることが一般的に考えられます。

3)ウイルス性胃腸炎の3大原因

(1)食事

食品などに、ウイルス性胃腸炎の原因となるウイルスが付着していれば、それらの食品を摂取することで感染する原因になることがあります。

(2)環境

ウイルス性胃腸炎の感染者と同じ空間におり、感染者がくしゃみや咳などでウイルスを飛沫させることで、そのウイルスを感染していない人が吸い込み感染の原因になることがあります。

(3)清潔

原因となるウイルスが含まれている排便や嘔吐物に触れて、手などをきちんと消毒や洗浄していなければ食事等をすることで感染してしまう原因になることがあります。

4)ウイルス性胃腸炎がうつる3つの理由とは

(1)経口感染

食べ物などにウイルスが付着しており、それらのものを口から摂取することでウイルス性胃腸炎に感染することがあります。

(2)二次感染

ウイルス性胃腸炎の原因となる排便や吐瀉物に触れた手で、きちんと洗浄・消毒しないで調理などをするとウイルスに汚染されていって、ウイルス性胃腸炎が他の人に拡大することがあります。

(3)飛沫感染および直接感染

他の人と生活などをしている空間で、ウイルス性胃腸炎の感染者がおりその人がくしゃみや咳などで舞っているウイルスを吸い込むことで感染することがあります。

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5)要注意!ウイルス性胃腸炎の感染を防ぐ5つの方法

(1)手洗い・うがい

手などにウイルスなどが付いていると、その手で食事をすることで感染することがあります。手は石けん等で、きちんと洗うことが感染を防ぐことにもなります。また空気中のウイルスを吸い込んでしまった場合も、うがいをすることで口に入ってしまったウイルスを排出することができるので防ぐ方法になります。

(2)食品の加熱

ウイルス性胃腸炎の原因菌となるノロウイルスは、熱に弱いので食品の十分な加熱調理は感染を防ぐ方法になります。

(3)入浴

ウイルス性胃腸炎の症状がある人の入浴は、一番最後に入浴することが感染を防ぐ方法になります。また乳幼児や高齢者など抵抗力が弱っている人は、症状がある人と一緒に入浴することは感染してしまう可能性が高いのでやめておきましょう。

(4)汚物等の処理

ウイルス性胃腸炎の症状がある人の、便や嘔吐物はウイルスが付着しており直接触れることは感染につながるのでよくありません。便や嘔吐物の処理した後は、手をよく洗浄して衛生的に処理することが感染を防ぎます。また、衣服などに付いた場合は他の衣類とは分けて洗濯して、煮沸し天日干しすることが感染を防ぐ方法になります。

(5)清潔

調理器具などにウイルスが付着していることも、感染の原因になるので包丁やまな板などはきちんと洗浄して熱湯および塩素系漂白剤などで殺菌することが感染を防ぐ方法になります。

6)ウイルス性胃腸炎の場合の対処・治療方法とは?

(1)対症療法

ウイルス性胃腸炎は、インフルエンザのように感染に効果のある抗ウイルス薬が無いのでウイルス性胃腸炎の症状があれば対症療法が行われます。症状として強い吐き気があれば、ナウゼリンといわれる吐き気止めが処方されることが考えられます。

下痢の症状に対しては、原因となっているウイルスを排出するためにも、下痢止めの薬を処方することはあまり無いでしょう。乳幼児や高齢者など、抵抗力の弱い人であればウイルス性胃腸炎の症状は重症化することがあるので観察を行なうことも重要です。

(2)補液療法

嘔吐下痢の症状を繰り返し発症していると、体内の水分が多く出てしまい脱水症状を発症することがあるので、電解質の入ったスポーツドリンクを少しずつ摂取して脱水を防ぎます。また、自力での水分補給が難しく立位でふらつきがみられるなどの症状があれば、点滴による水分補給を行なう治療方法が行われることがあります。






今回のまとめ

1)ウイルス性胃腸炎とは何か?潜伏期間の説明

2)症状チェック!ウイルス性胃腸炎かどうかの3つの項目とは

3)ウイルス性胃腸炎の3大原因

4)ウイルス性胃腸炎がうつる3つの理由とは

5)ウイルス性胃腸炎の感染を防ぐ5つの方法とは

6)ウイルス性胃腸炎の場合の2つの対処・治療方法とは