会議を行うドクター

宿便とは腸内に滞留している便のことをいいます。毎日排便があるからといって、宿便がないとはいいきれません。

宿便の色や硬さによって自分の健康状態を把握することができます。今回は宿便のの違いや宿便お出すことの効果やその方法をお伝えします。






宿便の5色の違い!良い宿便の4つの項目とは


1)宿便とは何か

宿便とは、日々の排便で出きらず腸内に残ってしまった滞留便のことをいいます。健康な成人で2~5キロもあるといわれています。

宿便は腐敗した便なので臭いも強く、悪玉菌の温床になってしまいます。

2)宿便を出す4つのメリット

(1)美肌効果

宿便を出すことでデトックス効果に繋がり、肌荒れやニキビが解消されます。

(2)ダイエット効果

宿便を排出するとぽっこりお腹が解消され、ウエストのサイズがダウンするので、見た目の印象も変わります。

(3)体臭・口臭の改善

体内の老廃物、悪玉菌の温床が無くなるため、気になる体臭や口臭の改善に繋がります。

(4)大腸がんの予防

宿便は大腸がんの原因となってしまうので、大腸がんのリスクを回避するためには宿便を出すことが大事だといえます。

3)宿便の5つの色の違いと特徴

(1)真っ黒

腸内に留まっている間に腐敗し、酸化が進行した便は真っ黒な便となって出てきます。滞留期間が長ければ長いほど色も濃く臭いも強くなります。

3~7日程度の便秘では真っ黒になることはまずありません。

(2)黄色や黄土色

いたって健康体の普通の便です。

(3)赤色

大腸や肛門から出血している可能性があります。頻繁に赤色の便が出るようであれば早めに病院を受診しましょう。

(4)緑色

腸が炎症を起こすと胆汁が酸化して緑色の便が出る場合があります。食中毒や急性腸炎の疑いがあります。

(5)白色

栄養不足や胆汁がうまく分泌されずに白い便が出ることがあります。ウイルス感染による場合も考えられます。

4)良い宿便の4つのポイント

(1)色

理想的な宿便の色は黄色です。腸内の善玉菌が悪玉菌よりも優勢であれば、腸内は弱酸性に保たれ、黄色に近い便になります。

(2)匂い

悪臭ではなく、そこまで便の匂いがしないのが健康的な便といえます。

(3)形

バナナ状がベストな形です。水分を70~80%含んでおり、柔らかすぎず固すぎず排出されやすい状態です。

(4)量

1日に150~200g、バナナ状の便が1~2本出るのが理想的です。

Male medicine doctor hand holding stethoscope head

5)宿便を効果的に出す腸洗浄の5つのステップ

自宅で出来る最も基本的な方法を紹介します。

(1)体内時計を正しくする

毎朝必ず同じ時間帯に起きて朝日を浴び、夜は質の高い睡眠を確保出来るようにします。

(2)食事環境を整える

1日3食、野菜中心の食事を決まった時間にしっかり食べて、間食を控えることを実践することで改善されます。

(3)水分をしっかり摂る

起床時にコップ1杯の白湯をゆっくり時間をかけて飲みます。日中は常温の水を少しずつこまめに飲むようにしましょう。

(4)酵素を摂る

体を冷やさないように常温に戻した生野菜やフルーツをたっぷり食べましょう。忙しい方などはサプリやドリンクを利用するのも良いでしょう。

酵素にビフィズス菌のパワーを加えた、ホットヨーグルト+バナナのレシピもお勧めです。

(5)ファスティング(断食)

一定時間固形物を食べず、胃や腸を空の状態にすることで本来の体の機能を戻すことを目的とします。

ただし、自己流でやみくもに行うのはかえって胃腸の調子を崩したり、便秘を悪化させたり、健康を害する危険があるので専門機関の指導のもと行いましょう。

6)宿便を効果的に出す正しい断食の3つの方法

体をあえて飢餓状態にすることで、体の生命維持機能が高まって、ホルモンの分泌が良くなったり、腸内細菌の働きがよくなるなどの点から断食は良いとされています。

(1)半日断食

朝食を抜く方法です。寝起きに朝食を食べると、胃腸に大きな負担をかけてしまいます。慣れるまでは消化に良い果物を食べると良いでしょう。

1日3食食べている人はまずはここからはじめてみましょう。

(2)プチ断食

1日だけ行う方法です。事前準備として前日はいつもより軽めの夕食にし、寝る3時間前には食べ終えるようにしましょう。

断食当日は食事を一切行いません。水だけはしっかり摂るようにします。翌日は回復日となりますが、胃を驚かさない為にもおかゆから始めましょう。その後徐々に食事の量を戻していきます。

(3)1日1食

胃腸の負担を減らし、体内の働きを高め、肌荒れや内臓の修復に力を入れる効果が期待できます。

日中はこまめに水分を摂り、食事は水分の多い新鮮な野菜を7割、穀類・肉・魚を3割の割合でいただきます。

7)宿便を出すのに効果的な4つの食事療法

(1)オリーブオイル

便をきれいに出し切るには、滑りをよくする為の潤滑油が必要です。オリーブオイルは粘度もあり、便にしっかりと絡み付いてキレイに排泄することができます。

(2)朝一番に水を飲む

もっとも手軽な方法として朝一番に冷たい水や炭酸飲料を飲み、胃や腸に軽い刺激を与える方法があります。

(3)オリゴ糖

オリゴ糖は生きたまま腸内に届いて善玉菌の数を増やし、宿便の排出を助けてくれます

(4)グリーンスムージー

グリーンスムージーは緑の野菜と果物をそのまま摂取できるので、食物繊維が非常に多く含まれています。毎日欠かさず1杯飲むだけでも宿便を出す効果が期待できます。

Mother and daughter eating yoghurt

8)腸内を整えるのに効果的な2つの食事

(1)食物繊維

食物繊維は大腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やすほか、便をほどよい硬さにして排便をスムーズにしてくれる働きがあります。1日に17~19gは摂るようにしましょう。

(2)乳酸菌

ヨーグルトなどの乳酸菌を積極的に摂るようにしましょう。1日に200~300g摂ることで効果が期待できます。

ヨーグルトやチーズなどの動物性乳酸菌のほか、味噌・醤油・大豆食品などにも植物性の乳酸菌が多く含まれており、日本人が摂取しやすい食材が多いです。

9)良い便の状態を保つ生活習慣の4つのポイント

(1)肉食中心の食生活を見直す

脂肪の多い肉類は消化するのにとても時間がかかり、腸内に留まる時間が多いため腐敗便となって悪玉菌のエサとなってしまいます。食物繊維が豊富な野菜を中心とした食事に改善しましょう。

(2)起床後にコップ1杯の水を飲む

朝起きたらコップ1杯の常温の水を飲んで腸に刺激を与えましょう。

(3)適度な運動

ウォーキングや腹筋など、体を動かす習慣を身につけましょう。

(4)ストレスを溜めない

ストレスを溜めこまないよう自分なりの解消法を見つけましょう。睡眠不足も大敵です。1日6時間以上は睡眠時間を確保して、寝る前はできるだけリラックスできる時間を作りましょう。






今回のまとめ

1)宿便とは何か

2)宿便を出す4つのメリットとは

3)宿便の5つの色の違いと特徴

4)良い宿便の4つのポイントとは

5)宿便を効果的に出す腸洗浄の5つのステップ

6)宿便を効果的に出す正しい断食の3つの方法

7)宿便を出すのに効果的な4つの食事療法

8)腸内を整えるのに効果的な2つの食事

9)良い便の状態を保つ生活習慣の4つのポイントとは

腸内環境の悪化は美容や健康にも悪影響を及ぼします。お腹がすっきりすると気分も晴れやかになるので、宿便を溜めないように日頃の生活習慣から予防していきましょう。