女性のお腹

便秘に悩んでいる女性は多いと思いますが、宿便とはそもそもどんなもので、体にどのような弊害をもたらすのでしょうか。

今回の記事では、宿便の正体とそのメカニズム、宿便の効果的な出し方や出すことによるメリット、予防の習慣についてお伝えをします。






宿便の6つの出し方!原因・効果・予防方法とは


1)宿便の3つの種類と特徴

そもそも宿便とは医学用語ではありません。ダイエットやサプリメントの広告などでは、宿便とは腸の壁のひだに長年の間たまっている便のことと言っていますが、これは医学的には証明されていないのです。

医学的には宿便とは「腸にとどまった大便」のことを言い、腸壁に長年こびりついている滞留便という考え方はしていません。ではいわゆる宿便と言われるものにはどのような特徴があるのでしょう。

(1)臭いがきつい

(2)便が黒い

(3)形が独特

2)自己チェック!宿便が溜まっている場合の14の症状

以下にあげる項目に当てはまるものが多い方は、もしかしたら宿便がたまっているかもしれません。チェックしてみてみましょう。

(1)腹痛

(2)吐き気

(3)口臭

(4)体臭

(5)頭痛

(6)神経痛

(7)肌荒れ

(8)にきびや吹き出物

(9)腰痛

(10)生理痛

(11)膨満感

(12)お腹が張る

(13)ガスがたまりやすい

(14)痔がある 

3)宿便を出す6つのメリット

(1)肌荒れの解消

腸内の環境が悪くなると、そのサインとして肌荒れが起きます。そのままにしておくと次第ににきびや吹き出物が出始めます。逆に宿便を排泄して腸内環境が改善されると肌荒れも治ってきます。

(2)体重が減る

たまってい宿便が排泄されることでその分の重量がなくなる訳で、結果として体重が減ることになります。

(3)ダイエット効果

宿便がたまるとウェストのサイズがアップしてしまいます。宿便を出すことでおなか周りがスッキリしてきます。

(4)痔の改善

硬い便が出る人は痔になりやすいので、宿便を解消するような生活習慣にすることで、便を柔らかく出やすくすることで肛門にかかる負担を減らすことができます。

(5)体臭の改善

便がたまるとそのうちに腐敗が始まり悪臭を発してしまいます。臭いの元を排泄することで根本から改善できます。

(6)体調不良の改善

腰痛や頭痛、肩コリなどの体調不良は、腸の状態が悪い人ほど顕著に現れます。宿便を改善するような生活習慣に改めることで、それらが解消できます。 

Medical doctor woman looking in clipboard

4)宿便が溜まる5大原因

(1)便秘

そもそもが便秘の人は、健常者に比べて体内に便がとどまりやすいです。

(2)食物繊維の不足

柔らかく出やすい便を作るには食物繊維が必要です。これが不足することで便秘、ひいては宿便に至ってしまいます。

(3)脂質・糖質の摂りすぎ

お肉やご飯、甘いものが大好きな人で野菜が不足している人がなりやすいです。

(4)腹筋が弱い

便を押し出す力が弱い人がなりやすいです。男性よりも女性に宿便が多いのもこれが理由です。

(5)運動不足

体を動かすことが少ないと全身への血流が悪くなり、腸の蠕動が弱まって宿便になりやすいです。 

5)宿便の3つの出し方!ステップの解説

(1)腹筋を鍛える

特に男性に比べ女性は筋力が弱いために宿便になりがちです。腹筋運動が有効ですが、しんどい場合はプールで泳いだりジョギングをしたりしても構いません。

(2)マッサージ

腹部をマッサージして腸の血流を改善します。ただおなか周りはとてもデリケートな部分なので、上手なマッサージ屋さんや整体院などを利用するのも一つの手段です。

(3)水分をとる

水分を摂ることで便をやわらかく出やすくします。特に緑茶がおすすめです。 

6)宿便の出し方!3つの食事法

(1)食物繊維を摂る

食物繊維を多く含む食品を食べることで、便秘を解消し宿便にいたるのをストップします。牛蒡、白菜、サツマイモ、アボカドなどの野菜、りんご、イチゴ、ブルーベリーなどの果物がおススメです。

(2)善玉菌を増やす

腸内の善玉菌を増やすことで腸内環境を改善します。オリゴ糖と乳酸菌が効力を発揮します。ヨーグルトなどの乳製品や、場合によってはサプリメントも有効です。

(3)糖質・脂質を減らす

脂っこいものと炭水化物を一緒にとると消化、吸収に時間がかかるので結果的に宿便となりやすいです。お肉やご飯の量を減らして、その分、野菜や果物を食べましょう。 

キッチンで料理をする親子

7)宿便が出ている3つの判断基準とは

(1)便が臭い

(2)便が黒い

(3)便の形がおかしい 

8)宿便がうまく出せない場合の専門家での3つの治療法

宿便の治療は胃腸科や消化器内科を受診するのが一般的です。痔などのトラブルも併発している場合は肛門科を受診します。

(1)

下剤を用いてそもそもの便秘から改善を図ります。

(2)生活習慣の指導

食事や運動、睡眠などの生活指導を行なうことで便秘の改善を図ります。

(3)サプリメント

乳酸菌やオリゴ糖のサプリメントを用いて腸内環境を改善します。 

9)宿便を予防していくための4つの生活習慣

(1)食習慣の改善

食物繊維を野菜や果物を摂取し、たんぱく質や炭水化物の控えることで腸にかかる負担を減らして宿便の解消を図ります。

(2)運動

適度な運動によって全身の血流、ひいては腸の血流を改善し、便が出やすい体質にしていきます。

(3)睡眠

食べたものの消化吸収は、副交感神経が優位な時、つまり寝ているときに行なわれます。睡眠不足や不規則な睡眠は宿便の元。なるべく決まった時間に睡眠をとりましょう。

(4)水分を摂る

仕事に集中していたりするとついつい水分を摂る量が減ってしまいます。水筒やペットボトルを常に携帯しておき、水分を摂りやすい環境を作りましょう。 






今回のまとめ 

1)宿便の3つの種類と特徴

2)自己チェック!宿便が溜まっている場合の14の症状

3)宿便を出す6つのメリット

4)宿便が溜まる5大原因

5)宿便の3つの出し方!ステップの解説

6)宿便の出し方!3つの食事法

7)宿便が出ている3つの判断基準とは

8)宿便がうまく出せない場合の専門家での3つの治療法

9)宿便を予防していくための4つの生活習慣