病院のオフィスに座るナース

晩婚化・少子化などに伴い最近、子宮内膜症が増えてきていると言われています。子宮内膜症は40台でピークを迎え日本では12万人を超える患者がいると言われています。

今回は子宮内膜症の痛みの原因や、治療方法や予防のポイントなどをお伝えします。






子宮内膜症の痛みの3大原因!症状・対処方法とは


1)子宮内膜症とはどんな病気か

子宮内膜が子宮外で増殖する病気で、転移や浸潤するなど悪性腫瘍のような側面もあります。

それが卵巣内に起った場合には、生理が起こるたびに卵巣内に出血して、卵巣外へ排出されることができない為、卵巣が腫れてきたりします。近年では、20代から発症する人も多いそうです。

2)子宮内膜症の痛み3大原因

(1)生理痛

生理中の痛みが激しく、学校や会社に行くのもままならない痛さ。ひどい人は、生理前から来るそうです。

(2)下腹部痛

こちらも生理の時期におこる症状。下腹部に重い痛みを感じます

(3)排便痛

直腸やその周辺で進行している場合、この排便痛が起きる可能性もあります。肛門の奥に痛みを感じることが多いようです。

3)子宮内膜症の痛みの3つの対処法

(1)身体を冷やさない

 冷えることで新陳代謝も落ちてしまい、痛みも増してしまいます。腹巻をしたり、靴下を厚手にして、体温を高めにすることを心がける。

(2)アルコールは控える

 お酒を飲んで痛みを忘れるどころかアルコールが入ることで出血が増して、痛みが増すことがあります。また、人によっては普通よりも酔いが早くなります。

(3)リラックスする

 痛いと身体を固くしてしまいがち。ゆったりとした音楽をかけて、横になると痛みも和らぎます。

Smiling cardiologist talking to the patient

4)子宮内膜症の痛みが続く場合にすべき3つの検査方法

 (1)女性用総合がん検査キット(腫瘍マーカー125)

子宮内粘膜症のチェックだけでなく山荘癌も調べるマーカーがあります。子宮内粘膜症だと、腫瘍マーカーのCA125の数値が上昇します。

ただし、この場合、子宮内粘膜症だけでなく、卵巣がんや子宮肉腫の可能性もありますので、精密検査を受けるたほうがいいです。

あくまで、検査キットは補助的な診断として使われると思ってください。費用も、2500円程度とお手頃

(2)問診・内診

痛みが続く場合は、産婦人科で診断をうけるといいです。ただし、生理中だと検査内容に制限がかかってしまう為に、できる事なら整理が終わってからの受診がいいと思われます。

診断にはいくつかの検査項目があり、初めて子宮内粘膜症の診断を受ける際は、問診票の記入からはじめます。

記入後、記入に沿って内診に入ります。内診では子宮の硬さや卵巣の異常があるかなどを触診します。また、痛みの箇所によっては直腸指診も行います。費用は、3000円~10000円。

(3)精密検査

はっきりと診断できない場合や子宮内粘膜症の疑いがある場合、卵巣がんなどの疑いがある場合は精密検査をすることとなります。

特に子宮内の検査は超音波検査を行う事がおおく、腹部にエコーをあてる腹部超音波診断、膣の中に超音波を発する細い器具を入れる、経膣超音波診断があります。

そのほかにもCTやMRIなどで調べる方法があります。費用は、10000円からと高額になっています。

5)子宮内膜症の痛みが続く場合にすべき3つの治療方法

(1)抗生物質

起炎菌が特定された場合などは、抗生物質を使用することが多いです。また抗生物質と合わせて、消炎薬を併用することもあります。費用も1000円程度。

(2)子宮収縮薬

陣痛促進薬としては有名。子宮内に残っている不要な組織の排出を促す効果があります。

(3)手術

卵巣や子宮を残す保存手術が基本。しかし、病状によっては、卵巣の一部を摘出する卵巣機能温存手術、卵巣と子宮どちらもすべて摘出する根治手術もある。

しかし、摘出することでホルモンバランスが崩れることもあるので、医師との話し合いは重要です。手術の費用は、50000円以上と高額

6)子宮内膜症の痛みへ日常からできる予防ポイント

(1)冷えを予防する

婦人科系の病気は、臓器や内臓身体全体の血行不良による冷え性が原因とされています。その為、薄着を控え、身体を冷やさないようにすることで血流をよくすることができ、予防できると言われています。

(2)規則正しい生活

食物繊維が多い和食も臓器の状態をよくする作用があります。逆に肉食中心、お酒をよく飲むなど、暴飲暴食は臓器に負担をかけてしまい、ひいては子宮内粘膜症の痛みをひどくしてしまいます。

また、生活リズムを一定に保つことも予防の一つとも言えます。






今回のまとめ

1)子宮内粘膜症はひどい出血や痛みを伴う事があり、近年は20代から多く発病している。

2)痛みはわかり易い生理痛以外に子宮内粘膜症が原因の排便痛もある。

3)痛みは楽にすることで和らげることができる。

4)検査方法は腫瘍マーカーのように自宅でできるものから、精密検査まで多種多様にある。

5)治療方法は抗生物質の薬の他、手術もあり。最悪の場合は全摘出もあり得る。

6)日々の予防としては、規則正しい生活を行い、冷えに注意する。