腹痛で休んでいる女性

おならがよく出て嫌だなと思うことや何か病気ではないかと心配になったことはありませんか。今回の記事では、おならがよく出る場合に考えられる病気や病院で行われる可能性のある治療方法、おならがよく出る症状への予防習慣などについて紹介します。






おならがよく出るのはなぜ?考えられる4大病気と治療方法


1)症状の解説!おならの2つの種類と特徴の違い

(1)ニオイの無いおなら

ニオイが無いおならであれば、呼吸によって入った空気がおならとなって排出されており、あまり腸などに異常が無いことが多いといわれています。また、回数も一日20回程度であれば特に問題ないといわれています。

(2)ニオイのあるおなら

ニオイがあるおならの場合は、食べたものが分解しきれないことで、体内で食べた物が腐敗することでおならにニオイがすることがあるようです。また、腸内疾患を発症していることでもニオイのあるおならになることもあるようです。

2)何が原因?おならがよく出る場合の6大原因

(1)噛む回数

食事において噛む回数が少ないと、腸で消化するのに時間がかかってしまい食べ物が腸に残って腐敗していくことで、おならがよく出る原因になるといわれています。また、よく噛んで食べる人に比べて噛む回数が少なく早食いの人は、食事の時に余分な空気も飲み込んでいる場合もあることから、おならがよく出る原因になるといわれています。

(2)睡眠不足

睡眠において睡眠不足だと、自律神経が乱れて消化機能を低下させることで、体内でおならが出やすい状態を作ってしまいおならがよく出る原因になるといわれています。

(3)食事によるもの

食物繊維の多い食材といわれるイモ類や豆類を摂取することは、腸で消化しにくく体内に留まり続けることでガスを発生させて、おならがよく出る原因になることがあるといわれています。また、脂肪分の多い食材や肉類などは体内で消化するのに時間がかかりやすくなり、腸内のバクテリアの発酵が頻繁に起きることで、おならが出やすくなる原因になるといわれています。

(4)ストレスによるもの

ストレスを溜め込んで自律神経が乱れて胃腸の働きが低下してしまうと、食べ物を摂取しても消化をうまくすることができずに、ガスが体内に溜まりやすい状態になるのでおならがよく出る原因になるといわれています。

(5)禁煙

喫煙していた人が禁煙を始めると、腸内のプロテオバクテリアとバクテロイデスという細菌が増えてしまい、腸内の食材を分解しすぎて腸内に食べカスが残っている時間が長くなってしまいます。腸内に残っている食べカスが腐敗することでガスを発生させて、おならがよく出る原因になるといわれています。

(6)病気

症状としておならがよく出る病気もあるので、原因が分からない場合は病気の発症によりおならがよく出る原因になっていることがあります。

doctor giving pills to woman at hospital

3)応急処置!おならが止まらない症状への5つの対処方法

(1)トイレに行く回数を増やす

おならの回数が増えたのであれば、便意がなくてもトイレに座ることで腸内に溜まっているガスが排出されることもあります。トイレにておならを排出することで、回数を減らす対処法になることがあります。

(2)半日程の絶食および乳酸菌飲料の摂取

胃腸に負担がかかっていることが原因でおならが多くなっているようなら、絶食により胃腸を休めることで症状が改善する場合もあるようです。また、乳酸菌飲料の摂取には整腸効果もあるので、おならの症状の改善に効果がある場合もあります。

(3)周りの人におなかの調子が悪いことを伝える

おならが出るために頻繁にトイレに行くことは、周りの目が気になるなどでストレスになってしまうとよりおならが出る原因を生み出してしまうのでよくありません。あらかじめ、周りの人にお腹の調子が良くないことを伝えておけば理解してくれる人は多くいるはずなので、トイレに行くことへの本人のストレスなどを和らげることにつながります。ただし、人間関係次第ではあらかじめ伝えることは逆効果になる場合もあるので、注意が必要です。

(4)あまり気にしない

おならがよく出ることを気にしすぎてストレスになってしまっては、症状の改善にはつながりません。おならがよく出ることに神経質になりすぎないことが、ストレスによる自律神経の乱れを防ぎおならが止まらない症状への対処方法になります。

(5)症状により病院へ

おならが止まらない症状で、お腹が張るまたは悪化するといった症状が見られるようであれば、何らかの病気によって症状が出ている可能性があります。病院受診により適切な治療を受けることが対処方法として有効なことがあります。

4)症状が続く場合に・・考えられる4種類の病気とは

(1)慢性胃炎

胃炎の症状が長期間の間、繰り返し発症することで胃粘膜が変化してしまう状態といわれています。症状は、慢性胃炎の場合胃の機能が低下してしまうので、おならが出やすい状態になってしまいます。また、他の症状としては胃痛や吐き気、膨腹感などの症状が出るといわれています。

(2)過敏性腸症候群

大腸の運動および分泌機能の異常で発症する病気の総称といわれており、過敏性腸症候群は検査をしても炎症や潰瘍などの器質的疾患が認められなくても、下痢などの症状を発症する特徴があります。症状の中には、ガス型というものがありこの症状の場合、おならがよく出る、ガスが腸内に溜まるといった症状が出るようです。

(3)クローン病

大腸または小腸の粘膜に慢性の炎症および潰瘍を発症する、原因不明の疾患の総称といわれています。症状は、下痢や腹痛が多いようですが人によっては、おならが多くなるといった人もいるようです。

(4)呑気症

大量の空気を飲み込むことで、胃や腸などに空気がたまることで引き起こされる症状です。症状は、空気が胃や腸にたまることでおならがしたくなるやゲップ、腹部の張りなどの症状が見られるようです。

問診を行っているドクター

5)専門家での検査を!病院で試したい検査方法

おならで胃腸の病気が考えられる場合は、胃腸科または消化器を受診しましょう。今回は、慢性胃炎が疑われる場合の検査方法を紹介します。

(1)問診および触診

問診および触診を行うことで、どんな症状があるのか、触って痛みがあるかどうかの検査を行ないます。

(2)内視鏡検査

慢性胃炎の場合の内視鏡検査では、画像から表層性胃炎、びらん性胃炎、萎縮性胃炎、肥厚性胃炎でないかを検査します。また、ピロリ菌の有無を検査するために胃粘膜を採取して検査することもあるようです。

6)病気の場合には?病院で行われる可能性がある治療方法

今回は、慢性胃炎の場合の治療方法を紹介します。

(1)対症療法

慢性胃炎に根本的な治療方法は無いといわれているので、治療では症状にあわせた対症療法が主になるといわれています。対症療法として薬の服用があり、胃酸分泌抑制剤や胃粘膜保護薬、胃の運動機能改善薬があり薬の効果により症状を抑えます。また、ピロリ菌が陽性判定であれば抗生剤を服用して除菌治療を行ないます。

7)生活習慣から予防を!おならがよく出る症状への4つの予防習慣

(1)食習慣

食物繊維の摂取は、体にとって良い働きをしますが過剰摂取は、発酵しておならが出やすくなる原因になるので予防に良くありません。食事で食物繊維は過剰摂取せずに、体に必要な量を摂取することでおならを予防しましょう。食事であまり噛まずに早食いをしてしまうことは、食事と一緒に空気も多く取り込み消化不良によるガスが発生しておなら予防に良くありません。食事では、よく噛み規則正しい食事をゆっくりと摂取することが、おならがよく出る症状の予防につながります。

(2)生活習慣

生活の中での規則正しい排便習慣は、腸内に溜まっているガスを日常的に排出できるので腸内のガス溜まりを防ぐことにつながりおならがよく出る症状の予防になります。また、お腹を締め付けるような服装は、腸管の動きを弱くすることがあるのでその分消化が悪くなりガス発生の原因となるので予防に良くありません。お腹を締め付けるような服装をしないことが、おならの予防につながります。

(3)睡眠習慣

睡眠不足は自律神経を乱れさせ、ストレスにつながるので予防に良くありません。きちんと質の良い睡眠をとることが、おならがよく出る症状の予防になります。

(4)運動習慣

運動は、腸内に溜まっているガスをスムーズに排出するのに効果があります。生活の中でウォーキングやストレッチなど、腸に刺激を与えるような運動を行ない腸内にガスを溜め込まないようにすることが、おならがよく出る症状の予防になります。






今回のまとめ

1)症状の解説!おならの2つの種類と特徴の違い

2)何が原因?おならがよく出る場合の6大原因とは

3)応急処置!おならが止まらない症状への5つの対処方法

4)症状が続く場合に・・考えられる4種類の病気とは

5)専門家での検査を!病院で試したい検査方法

6)病気の場合には?病院で行われる可能性がある治療方法

7)生活習慣から予防を!おならがよく出る症状への4つの予防習慣