ヨガを行う母親と娘

毎日、膨満感が抜けないなど、お腹の張りに悩まされていませんか。お腹が張っていて苦しい状態が続くのは辛いですね。

そんな、お腹の張りの原因は溜まったガスかもしれません。今回はお腹の張りとガスが溜まる原因や対処方法、予防方法をお伝えします。






お腹の張りの原因はガス!?9つの改善方法


1)お腹のガス溜まる6つの原因

(1)長時間座っていることがある

お腹のガスが、でにくくなっている原因の一つです。

意外に思うかもしれませんが、長時間座っていたり、ストッキングなどでしめつけられていても腸が圧迫されてガスが溜まります。

(2)おならを我慢する

長時間トイレに行けないなど、おならを我慢してしまうと腸に負担をかけて働きが悪くなってしまいます。

(3)腸のぜん動運動が弱い

便やガスを排泄する腸の働きが弱い人は、ガスが溜まりやすくなります。

(4)悪玉菌が増えている

悪玉菌は、脂肪分の多い食物をエサにして、ガスを増やします。

(5)ストレス

緊張状態が続くなど、ストレスが原因で空気を多く飲み込んでしまっていると、お腹にガスが溜まりやすくなります。

(6)暴飲暴食

炭酸飲料、ビールなどを多くとる、早食いなど暴飲暴食も腸内にガスを溜める原因になります。

2)お腹のガス溜まりを判断!3つのチェック項目

(1)お腹の張り、ぽっこりお腹になっている

実際に大多数の方が、お腹の張りやぽっこりお腹になっているようです。

(2)お腹に圧迫感がある

お腹が重たい、圧迫感が生じるのもガスだまりのチェックポイントです。人によってはお腹が痛いと思うこともあるようです。

(3)おならが出やすい

おならがやたらと出やすくなったら、ガスが溜まっているサインの可能性があります。

3)お腹のガス溜まりの初期・中期・後期症状

(1)ガス溜まりの初期症状

なんとなくお腹が張ってきます。

(2)ガス溜まりの中期症状

お腹が常に張って、圧迫感がでてきます。

(3)ガス溜まりの後期症状

お腹の張りが続き、腹痛やお腹が重い状態も続きます。ガスも溜まるので、おならがでやすくなったりします。

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4)お腹の張り症状へ!ガスを抜く2つの運動方法

(1)軽いガス抜き腹筋運動

腹筋を鍛えることは、胃腸のぜん動運動を活発にして、便秘やガス溜まりの予防に最適です。でも、お馴染みの腹筋はやたらとキツイですし、まず長続きしないでしょう。

そこでもう少し簡単な腹筋にしましょう。

・肩幅に足を開いて、前かがみになるように立ちます。

・両手をお腹において、鼻から息を吸います。このとき、ゆっくり吸いましょう。

・両手でお腹を押しながら、ゆっくり口から息を吐きます。

1日5セット~10セット程、やってみるとガス溜まりの解消が期待できます。

(2)軽いガス抜き体操

・仰向けになって両膝を曲げます。

・ゆっくりと息を吐きながら、膝を胸のほうに引き寄せます。

・頭を起こします。

・そのまま5回程度呼吸をします。

腰や首が悪い方は、無理しては行わないようにしてください。柔らかい場所で両膝が難しければ、片足だけ曲げるバージョンでも大丈夫です。

5)お腹の張り症状へ!ガスを抜く3つの食事方法

(1)炭水化物を食べる

炭水化物は、消化されて排便されるときに、腸内のガスを一緒に出してくれる作用があるそうです。うどん、おかゆなどを食べると良いでしょう。

(2)ハチミツ入りの牛乳

コップ一杯の牛乳にハチミツをスプーン一杯入れて、毎日飲むと良いです。

牛乳の中の乳糖とハチミツ中に含まれるオリゴ糖が腸内を活発にして便と腸内ガスを排出してくれることが期待できますので、毎日飲むと良いようです。

ただし、牛乳アレルギーの方は飲まないように気を付けてください。

(3)乳酸菌飲料やヨーグルト

ガスが溜まりやすくなっている方は善玉菌が不足していることも多いので、なるべく毎日乳酸菌飲料やヨーグルトを食べると腸内環境の改善が期待できます。

6)お腹の張り症状へ!ガスを抜くその他の4つの方法

(1)薬でお腹のガスを解消

普段の食事や運動はもちろんですが、あまりにお腹の張りがひどいときには、薬や漢方の力に頼る方法もあります。

薬局でもすぐ手に入る市販薬をご紹介します。

・ガスピタン(小林製薬)

ガスピタンは、溜まったガスをつぶして排泄する手助けをしてくれ、食物繊維を分解して過剰なガスの発生を抑えてくれます。

・ラッパ整腸薬BF(大正製薬)

大正製薬から、ラッパ整腸薬BFという薬も、お腹のガス解消の薬です。

お腹のガス溜まりが気になるときは、飲んでみるのも良いでしょう

ビオフェルミン(ビオフェルミン製薬)

お馴染みのビオフェルミンです。腸内環境と整えてくれる乳酸菌がたくさん入っているので、ガス対策には最適です。

(2)漢方薬でお腹のガスを解消

大建中湯(だいけんちゅうとう)というサンショウが主剤の漢方薬です。サンショウには料理の薬味の印象が強いですが、漢方としても使われています。

効果としては、冷えを改善する、腸内の回虫駆除、胃腸の働きを良くしてガス腹や便秘を改善するなどだそうです。

漢方を希望する場合は、専門のクリニックなどで相談して処方してもらいましょう。

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7)お腹の張り症状が気になる場合の2つの検査方法

あまりにもお腹の張りが改善しないときは、一度病院に行って検査をうけましょう。

(1)内視鏡検査

普通、お腹が張るということは、腸内のガス溜まりが原因です。稀に大腸に通過障害が起こっていることがあるので、この場合の診断に内視鏡検査は有効です。

大腸がんがあって、通りが悪くなっている場合も内視鏡検査で分かるので、あまりにお腹の張りがひどい場合は病院で検査をうけましょう。

(2)レントゲン検査

お腹にガスが溜まっている、便が詰まっているのを確認することができます。炎症なども確認できます。

8)お腹の張り症状が気になる場合の2つの治療方法

お腹の張りで病院に行く場合は基本的には、内科か消化器科です。病気がないか早めに診断してもらいましょう。

(1)メンタルケア

過敏性腸症候群のように、炎症や腫瘍がないストレス性の腸の病気の場合は、心療内科や神経内科の治療もあります。

この病気は、人口の10~20%にのぼり、大半は女性のようです。

精神療法や自律訓練法、認知行動療法などがあります。

診療内科や精神科はクリニックなら、初診で3000円でおつりがくるくらい、再診で1500円くらいです。

これに自己負担する薬などの費用がプラスされてくるので、病院で相談してみましょう。

(2)薬物療法

ストレス性の過敏性腸症候群のような病気は、体内のセロトニンという神経伝達物質を安定させる薬(セロトニン受容体拮抗薬)を使うことで腸の運動を緩やかにしてあげることもできます。

9)お腹にガスが溜まる症状を未然に予防する4つの習慣

ガスは溜まる前に何とかしたいですね。ガスが溜まらないように生活の改善方法をご紹介しましょう。

(1)早食いをしない

ガスには腸内で発生するガスと口から飲み込んでしまうガスと2種類あります。特に多いのは食べ物や飲み物と一緒に空気を飲み込んでしまって溜まるガスです。

早食いをしないで、よく噛んで飲み込むようにしましょう。

(2)睡眠時間の確保

睡眠不足は、自律神経を低下させてしまうので、腸の動きを鈍らせます。ガスが溜まりやすい原因のひとつです。

なるべく睡眠時間は確保しましょう。

(3)運動する

腸の運動を活発にするためには、運動もお勧めです。

激しい運動をいきなりする必要はないので、ゆっくり近所を散歩するなど、少し体を動かすようにしましょう。

(4)食生活の改善

腸の中に悪玉菌がたくさんいると、ガスが溜まりやすくなります。善玉菌を増やすために、ヨーグルト、漬物、味噌のほか、オリゴ糖など腸にやさしい食物を摂りましょう。

食物繊維は、いも類などを摂りすぎるとガスが溜まるので、注意しましょう。肉など高タンパク、高脂質のものを多く摂りすぎると、お腹にガスが発生しやすくなります。

ストレスなどから、暴飲暴食をする方も要注意です。腸内環境が乱れるので、アルコールの摂りすぎなどにも気を付けましょう。






今回のまとめ

1)おならの原因は、長時間座っていたり暴飲暴食などで空気をお腹に溜めてしまうから。

2)お腹の張りを改善するには、運動や体操をしましょう。

3)お腹の張りを改善するには、はちみつ入りの牛乳や、うどんなどの炭水化物を摂りましょう。

4)あまりにもお腹の張りがひどいときは、病院で検査を受けましょう。

5)日頃から、お腹にガスが溜まらないように、生活習慣を整えましょう。