聴診器と本とデスク

おしっこをするときになんだか痛みがある。すぐに治まることもよくあるのですが、慢性化している場合には、病気の可能性が高くなります。今回は尿道の痛みの原因・考えられる病気の可能性・症状・治療方法についてお伝えをします。 






尿道の痛みの9大原因とは?病気の可能性と治療方法の解説


1)どんな症状が現れる?尿道の痛みの12の代表的症状 

(1)排尿時の痛み 

おしっこをするときに尿道に痛みを感じます。 

(2)排尿時の違和感 

痛みとまでは行かないけどいつもと違う感じがします。 

(3)頻尿 

通常よりも排尿の回数が増えます。 

(4)残尿感 

おしっこをしたあとも出きっていない感じがします。 

(5)下腹部痛 

下っ腹の痛みをともなうケースです。 

(6)血尿 

尿に血が混じり、ピンクっぽい尿や、赤っぽい尿が出るケースです。 

(7)尿混濁 

尿の色が透明ではなく白っぽく濁るケースです。 

(8)異臭 

尿の臭いがいつもと違うケースです。 

(9)尿道から膿が出る 

おしっこの時に尿道から黄色や白っぽい膿が出るケースです。 

(10)尿漏れ 

排尿が済んで下着を履いたあとに尿が漏れ出すケースです。 

(11)尿の勢いが弱い 

尿意はあるものの、排尿の勢いが弱いケースです。 

(12)足の付け根の鈍痛 

尿意を催した時に足の付け根に痛みを感じるケースです。 

2)なぜ痛みが・・?尿道の痛みの9大原因 

尿道の痛みには、疾患によってさまざまな原因が理由に挙げられています。個々の疾患についての詳しい説明はあとに譲るとして、ここでは疾患を誘起する原因について列挙していきたいと思います。 

(1)ストレス 

(2)過労 

(3)冷え 

(4)体調不良 

(5)排尿の我慢しすぎ 

(6)性行為 

(7)飲酒 

(8)ロードバイク 

(9)長時間の座位 

3)症状が続く場合は注意!考えられる4種類の病気とは?

(1)急性膀胱炎 

女性に多い疾患で、男性にはほとんど見られません。なぜなら、女性は男性に比べて尿道が短いためです。比較的若い女性に多く見られます。尿道から細菌が入り、膀胱に感染することによって起こります。通常は細菌感染によって直ちに膀胱炎になるわけではありませんが、女性に多い冷えや、体調不良、ストレスなどがある場合に発症しやすくなります。 

(2)急性尿道炎 

急性膀胱炎の場合とは反対に、男性に多く見られ、女性ではほとんど見られません。ほとんどの場合が性感染症によっておこります。性行為の際に尿道に細菌が入ることによって罹患します。代表的な菌はクラミジアや淋菌です。排尿痛のほか、尿道から膿が出ることがあります。 

(3)慢性前立腺炎 

30代から40代の男性によく見られる疾患です。細菌性のものもありますが、非細菌性前立腺炎のほうが多く見られます。症状が比較的軽く、前立腺炎時がつかないこともよくあります。長時間の座位姿勢(デスクワークや、自動車運転、バイクや自転車など)による前立腺への機械的刺激が大きなファクターです。不摂生もそれを助長します。 

(4)血尿 

尿に赤血球が混じる病気です。排尿痛がでますが、症状がほとんどないこともあります。体が脱水症状のとき(朝一番や運動後、飲酒後など)にオレンジ色の濃い尿がでることがありますが、これは血尿とは関係ありません。 

Doctors and nurses discussing together

4)違和感の場合は専門家での検査を!試したい検査方法とは 

尿道の痛みに関しては自己判断せず、速やかに泌尿器かを受診するようにしましょう。原因の早期解明と、適切な治療が症状の重篤化を防いでくれます。 尿道に痛みがある場合には、通常は泌尿器科を受診しましょう。体調不良をともなう場合にはまず内科を受診してから、専門の科で治療が行われることになります。 

(1)尿検査 

尿の中に含まれるさまざまな成分により、病気の原因を特定します。尿検査自体は3割負担の場合で100円ちょっとのようです。 

(2)血液検査 

内科系疾患をともなわないかを検査します。ウィルス反応をみるときに行なうことがあります。検査対象によってばらつきがありますが、おおよそ1,000円前後のところが多いようです。  

(3)超音波検査 

腎臓や膀胱、前立腺の検査をします。胆石症のばあいなど、費用に関しては包括払い制度と出来高払い方式があり、医療機関によってどちらを採用しているかは様々なようです。どちらかと言えば、高齢で再発を繰り返すような方は後者の方が負担が少ないようです。 

(4)内視鏡検査 

膀胱の腫瘍が疑われる場合には、ファイバースコープを尿道から挿入して、膀胱の状態を確認します。3割負担の場合3,000円程度かかるようです。 

(5)各種映像検査 

膀胱ガンが疑われる場合には、CTスキャンやMRI検査で画像診断を行います。3割負担で6,000円から12,000円ほどかかるようです。 

5)病院で行われる可能性のある治療方法とは?

尿道の痛みに関する治療は通常、泌尿器科で行われますが、腎機能に障害がある場合は、内科や腎クリニックを受診することもあります。費用や期間は人によってさまざまなので、担当のお医者様に相談すると良いでしょう。 

(1)抗生物質 

細菌感染によるものの場合には、抗生剤を用いて菌の除去を行います。 

(2)抗菌薬 

性交渉による尿道炎の場合には抗菌薬を用いて治療を行います。 

(3)手術 

前立腺ががん化した場合には手術を行うこともあります。 

6)日常生活から改善を!尿道の痛みへの予防ポイントとは

(1)姿勢に気をつける  

慢性の前立腺炎は長時間の座位による刺激が原因となるので、思い当たる場合には姿勢に気をつけることが予防につながります。 

(2)コンドームを使用する 

性交渉による感染症の場合は、コンドームを使用することで感染を予防します。 

(3)生活習慣の改善 

細菌に感染しても体の免疫が正常に機能していれば発病のリスクは低下します。日頃から体調を管理することで、細菌に負けない体を作ることが大事です。 






今回のまとめ

1)どんな症状が現れる?尿道の痛みの12の代表的症状

2)なぜ痛みが・・?尿道の痛みの9大原因

3)症状が続く場合は注意!考えられる4種類の病気とは?

4)違和感の場合は専門家での検査を!試したい検査方法とは 

5)病院で行われる可能性のある治療方法とは?

6)日常生活から改善を!尿道の痛みへの予防ポイントとは