お医者さんから問診を受ける女性の患者

毎日の生活で不可欠なトイレですが、突然自分の尿が白く濁っている症状が現れたら不安になりますよね。尿や便は身体の健康状態をチェックする重要な要素となります。今回は尿が白く濁る場合の原因や病気、治療方法についてお伝えをします。






尿が白く濁る・・?3大原因と考えられる病気の可能性とは


1)色の違いとは?尿の色の3つの種類と症状の違い

(1)濃い黄色

このような尿の色が発見された場合には、水分不足が原因として挙げられます。尿を作り出す腎臓は、体内の老廃物や異物を水分と一緒に膀胱へ送り出し尿として体外へ排出する働きがあります。つまり、体内の代謝を維持するためには老廃物や異物を体外へ排出し続けなければなりません。

そして、代謝を維持するためには排出するための運搬材料として水分が必要不可欠な要素となります。濃い黄色やオレンジ色の尿が発見された場合には、いつもより意識して多めに水分補給を行いましょう。

(2)白色

このような尿の色が発見された場合には、体内の細菌や血液などの本来混ざるはずのない異物が尿に混ざっていることが原因として挙げられます。

尿にそのような異常が現れる理由としては、腎臓疾患や尿路感染症を引き起こしている可能性があります。また同時に、発熱や背中の倦怠感が現れてきますので早いうちに泌尿器科系の病院へ受診することをオススメします。

(3)赤色

このような尿の色は、とても危険な状態になっている恐れがあります。先述した白色の場合の原因として考えられる血液の混ざりが、より顕著により多量に尿へ流れ出てしまうことで引き起こされます。

また、この状態が続くことにより尿管結石などの病気を併発し日々の生活の中で膀胱や尿路への激痛が起こることがありますので、早急に病院への受診と処置が必要となります。

2)尿の色が白い!考えられる3大原因とは

(1)食事による影響

尿の色が白い場合に考えられる原因として、食生活の状態が挙げられます。尿が白くなるときには、尿の中にタンパク質が多量に含有される異常が発生していることがあります。そのため、タンパク質を多く含む食材である肉類やシュウ酸を多く含むホウレンソウなどを多量に摂取している場合に尿が白く濁ることがあります。

しかし、これらの栄養素を摂取しなくなってしまうと返って体内の栄養バランスが崩れ体調不良を引き起こすことがありますので、気を付けなければならない要因となっています。

(2)血尿による影響

このような原因が考えられる場合には、腎臓疾患による尿に血液が混ざる場合と先述したシュウ酸がカルシウムと結合する場合に生成されるシュウ酸カルシウムという物質による尿路結石で尿路や膀胱が傷つけられて血尿が発生する場合があります・検査によっては、原因がはっきりして改善することが出来ますが大抵の場合血尿の原因まで到達することが難しいため、白色の尿や血尿が確認できた場合には病院への受診を早急に行うことをオススメします。

(3)病気による影響

このような原因が考えられる場合には、腎不全や尿路感染症・性感染症により尿へ影響が出て発生することが挙げられます。また膀胱炎のような病気を発症する際には、激しい腹痛や尿を排出する際に痛みを伴うことがあるため、早急に病院への受診をすることをオススメします。

女性の場合には、おりものに黄緑色の物質が混ざって出てくることで腎臓疾患を確認することもできるため、注意して観察することをオススメします。

会議を行う医師

3)症状が続く場合に!尿が白い場合の3種類の病気とは

(1)腎臓結石

この病気は、先述したシュウ酸や過度に摂取したカルシウムにより腎臓内に結石と呼ばれる石が発生する病気となっております。激痛を伴うとともに、出てきた尿は血液やシュウ酸が混ざっているため白色や赤色に濁って出てくることがあります。

この結石が尿道へ移動してくると、尿管結石となり排尿が上手くできず膀胱炎を併発し激痛を伴う危険な病気となっています。早急に病院への受診をオススメします。

(2)前立腺炎

この病気は、大腸菌やブドウ球菌など体内に存在する細菌が前立腺へ感染を起こし排尿不全を引き起こし先述した病気同様膀胱炎を発症させることになります。

また、白濁した尿と共に先述した細菌により尿路感染を引き起こし高熱や悪寒というような症状がみられる場合には泌尿器科への受診を早急に行わなければ併発して、前立腺がんなどを起こす可能性がありますのでお気を付けください。

(3)尿道炎

この病気は、主に男性にみられるものとなっており、性感染症の一種であるクラミジア感染症や淋菌感染症の発展形に位置づけられる病気となっております。

症状としては、尿道と尿が通る際にひどい痛みを伴い黄色や白色の膿が多量に出てくることがあるため、この病気を放置していると尿道狭窄症と呼ばれる尿を排出されなくなる危険な病気へとつながりますので、病院での治療を早急に行うことをオススメします。

4)症状が続く場合は専門家へ!試したい3つの検査方法

(1)尿検査

この検査方法は最も一般的なものとなっています。尿検査で得られる結果としては、尿の成分によりカルシウム量や白血球量を知ることができるため、先述したようにシュウ酸が異常値を示してくれる結果により病気を早期発見することが出来ますので、オススメとなっています。

(2)血液検査

血液検査で得られる結果としては、尿の異常な成分変化がみられている際に行うことで血液内の成分も影響を受けていることを確認することが出来ます。それにより、腎疾患や尿路感染症を発見する糸口へとなることもあるため大変有益な検査方法となっています。

(3)透視撮影検査

この検査方法は、腎臓結石やそれに関連する臓器にがんや結石がある場合に有効な検査方法となっております。レントゲン撮影では、腎臓全体の疾患を見通すことができ、MRI検査などでは、体内を全方位より検査撮影ができるためこれも効果的で早期発見につながる検査方法となっています。

MRI machine is ready to research in a hospital

5)治まらない場合に行うべき治療方法

(1)泌尿器科

白く濁った尿や鮮血している尿が排出される場合に行くべき専門家としては、先述している通り泌尿器科への受診を行い、適切な処置などを施してもらうことをオススメします。泌尿器科では、専用のカテーテルを使用した尿道内を撮影検査で尿道狭窄症などの病気の有無を検査します。

また、基本的な尿検査を結果項目ごとに詳しく行ってくれる場合がありますので定期的な検査から通うことをオススメします。

(2)バリウム検査

通常胃の中身を検査する際に使用される検査方法ですが、バリウム自体が消化される際に尿の色などになって排出されていきます。その性質を利用し、腎臓へと流れていくバリウム液を投影することで泌尿器系の器官が異常を観察することが出来ます。

6)日常から生活改善!尿が白く濁らないための3つの予防習慣とは

(1)食習慣

まずは、食習慣に関する予防習慣のポイントについてご紹介させていただきます。尿が白く濁る場合には、先述したとおり血液の成分異常が原因として挙げられます。

血液などに関わる食習慣は、塩分過多になっている食事を続けている場合に血圧が高まりまたそれらの食事によって取り入れられた偏った栄養素により排出物である尿に負担となり現れます。それを解消するためには、一汁三菜という日本の伝統的な和食のスタイルを維持した食事を心がけましょう。特に塩分過多にならないように、食事の栄養バランスを考えて生活を送ることをオススメします。

(2)睡眠習慣

睡眠習慣が整っていなければ、消化器官を始めとする新陳代謝を促す器官のホルモンバランスを乱し、体調不良や尿内の成分異常を引き起こすことがあります。具体的には、尿内へ小さな白い塊として白血球などが流出し異常を示す症状が起こります。よって、睡眠はホルモンバランスや代謝を整えるために6時間以上を目安に摂ることをオススメします。

(3)運動習慣

運動習慣は、適度な運動を継続的に行うことで身体の健康を維持することが出来ます。尿に直結する問題としては、水分不足による尿の濁りや腎臓疾患などの恐れが挙げられます。6月などの梅雨の時季には、汗となり水分が蒸発することがし辛い季節であるため脱水症状が気づかぬうちに進行している恐れがあるため注意が必要です。

日常生活でも水分を失うことが多くありますので、梅雨の時季や夏場は積極的に水分を補給し、熱中症とともに尿の成分が濃くなることを避けるために水分を摂取し体調維持に努めましょう。






今回のまとめ

1)尿の色の3つの種類と症状の違い

2)尿の色が白い!考えられる3大原因とは

3)症状が続く場合に!尿が白い場合の3種類の病気とは

4)気になる場合に試したい3つの検査方法

5)治まらない場合に行うべき2つの治療方法

6)日常から生活改善!尿が白く濁らないための3つの予防習慣とは