妊婦のお腹にハグをする女の子

新しい生命が宿り誕生するまで、さまざまな症状が女性の身体と心に負担をかけます。そのひとつにお腹の張りがあります。

お腹の張りを放っておくと切迫流産や早産の危険性があります。今回は妊婦さんのお腹の張りの原因や対処方法、予防のポイントをお伝えします。






妊婦さんのお腹の張り5大原因!5つの対処法


1)妊婦さんのお腹の張りの5大原因

(1)子宮の収縮運動

(2)ストレス

(3)冷え

(4)過度の運動

(5)腹帯やガードルでお腹を締めつけている

お腹が張る感じ方は個人差があり人それぞれ違うようです。妊娠中は緊張や刺激によって子宮の収縮運動が起きます。

30週をすぎるとお腹の張りを頻繁に感じることが多くなります。

2)妊婦さんのお腹の張りの3つの症状

(1)お腹の表面が固く感じる

(2)突っ張ったように感じる

(3)軽い痛み

激痛や出血、30分以上続く痛みなら、流産や早産が懸念されるため早めに受診しましょう。

3)お腹の張りと便秘症状の7つの見分け方

妊娠をすると黄体ホルモンが活発になるため便秘しやすくなります。この黄体ホルモンは子宮の収縮抑制で流産を防ぐなど、とても重要な働きを担っています。

ですが、大腸の働きまで抑制してしまうので身体の水分を吸収してしまいます。そのため水分が少なくなり、便を柔らかくする機能が下がり便秘になります。

またお腹の赤ちゃんが成長し、大腸が圧迫されて起きる便秘もあります。

お腹の張りの場合は

(1)お腹が固くなる

(2)安静にすると治まる

便秘症状の場合は

(1)ガスがたまる

(2)膨満感

(3)お腹が固くならない

(4)身体を休めても痛みが治まらない

(5)左右の下腹部どちらかの脇が痛む

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4)妊婦さんのお腹の張りへの5つの対処法

(1)安静にする

(2)運動は避ける

(3)気になるようであれば薬を処方してもらう

(4)気にし過ぎないようにする

(5)深呼吸する

通常はしばらく安静にしていると治まってきます。外出中などは座って休憩できるところを探して休むようにします。

ゆっくり深呼吸するだけでも身体がリラックスして心が落ち着いてきます。また深呼吸は身体を温める効果や、腸が刺激され便秘解消の効果もあります。

5)妊婦さんのお腹の張りへの5つのNG行動

(1)長時間の立ち仕事、同じ姿勢、歩き

(2)性行為

(3)ストレスをためる

(4)夏場のエアコン

(5)乳首のマッサージのしすぎ

過度に気にしすぎて、運動をしなくなるのも問題となりますが激しい運動はNGです。自分に合ったストレス解消方法を見つけてストレスをためないようにしましょう。

6)妊婦さんのお腹の張りがひどく気になる場合の3つの検査方法

1時間以内に何度も張りや痛みがある、休んでも張りが治まらない、何日も続く出血するなどの症状がある場合は、迷わず産婦人科へ受診しましょう。

(1)内診

内診台に上がって器具などを使用して、視診・触診します。同時に膣分泌物の検査も行います。

(2)ノンストレステスト(NST)検査

赤ちゃんが元気か、出産に耐えられるかを確認する検査ノンストレステストは、およそ20~40分程かかります。

費用は3000円前後です。

(3)エコー検査(超音波検査)

検査器具を腟内に挿入する経腟超音波検査とお腹の表面に当てる経腹超音波検査と2種類の検査方法があります。

費用は4000円前後です。費用は病院によって、それぞれ料金が違いますので確認が必要です。

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7)妊婦さんのお腹の張りへの2つの治療方法

(1)自宅安静

軽度の場合は、張り止めのお薬が処方されます。張り止め薬は、動悸、手の震え、吐き気など副作用を伴うことがありますが、

必ず医師の指示に従うようにします。

(2)入院安静

自宅で安静にして休めない場合などは、入院することもあります。1週間から数ヶ月と人によって入院期間はまちまちです。

費用は入院費、食事代、差額ベット代がかかり数十万円になりますが高額療養費制度を申請したり、加入している医療保険で補うことができます。

切迫早産の場合、入院費は保険適用になります。公的援助も受けられるので、入院費用を抑えることができます。

その他、加入している健康保険からは出産手当金、生命保険からは入院給付金などもあります。

8)妊婦さんのお腹の張りへ日常からの14の予防ポイント

生活習慣

(1)無理をしない

(2)規則正しい生活を心がける

(3)自分にあったストレス解消法を見つける

食習慣

(4)適度な水分補給をする

(5)善玉菌を増やす食材や、オリゴ糖などの腸に届く乳酸菌を積極的に摂取する。

(6)食品は偏らないように葉酸、鉄分、不溶性食物繊維、水溶性食物繊維をバランス良く摂取する。

(7)飽和脂肪酸など、肉類、牛乳、揚げ物、洋菓子などの摂取量を減らす

(8)カフェインの入った飲み物は避ける

睡眠習慣

(9)夜更かしをしない

(10)寝る直前にスマホやPCなどは見ない

(11)仮眠を取るなど睡眠不足にならないように心がける

(12)朝の太陽を浴びる

運動習慣

(13)適度なストレッチ、マタニティヨガ、マタニティスイミング、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れる

(14)激しい運動はしない






今回のまとめ

1)身体を疲れさせない

2)身体を冷やさない

3)バランス良く食べて、便秘をしないようにする

4)適度な有酸素運動をする

5)定期的な検診を受ける