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あなたは、日常生活の中で排出される便が水分の多い水下痢で、病気を発症しているのではないかと心配になったことはありませんか。

今回の記事では、水下痢から考えられる原因・病気・対処方法、水下痢の症状への予防習慣などについて紹介していきます。






水下痢の2大原因!考えられる6種類の病気とは


1) 下痢の2つの種類と特徴の違い

(1)急性下痢

急性下痢は、非感染性下痢と感染性下痢に分かれます。非感染性下痢は、突然の腹痛とともに下痢を発症します。感染性下痢は、腹痛や発熱、嘔吐を伴い、下痢便に血液が混ざるなどの症状が見られます。

(2)慢性下痢

慢性下痢も、機能性下痢とその他に分かれます。機能性下痢は、3週間以上の下痢および再発を繰り返す症状が見られます。

その他では、潰瘍性腸炎やがんなどの腸の病気、糖尿病などが原因により発症するといわれています。

2) 水下痢の症状とは

水下痢の症状は、通常の便に含まれている水分は70~80%なのに対して、水下痢といわれる便の水分は90%を超えている状態の便といわれています。

また、便の形状も水分を多く含み過ぎているため、固形として形をとどめていないといった特徴が見られます。

3) 水下痢の2大原因

(1)急性の胃腸炎

食中毒や細菌、ウイルスなどによる急性の胃腸炎を発症することで水下痢の原因となることがあります。

急性の胃腸炎を発症すると、体内の防御機能の働きによって異物の排出のために下痢がより水分が多い状態になることがあります。

また急性の胃腸炎の場合、強い腹痛や嘔吐を伴うことがあります。

(2)過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は、日常生活においても腸が敏感な人が緊張や不安からストレスを感じて、腸の活動が異常に活性化することで水下痢の原因になってしまうことがあるようです。

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4) 水下痢への3つの対処方法

(1)食事

水下痢を発症している時は、体内の水分が多く出てしまっています。日常生活の中で、こまめに水分補給を行ないましょう。

また、食事も胃腸に負担が掛からないように消化の良い食べ物を少量ずつ摂取することが水下痢の対処方法として効果があります。

(2)ストレス解消

過敏性腸症候群など精神的な原因から、水下痢を発症しているなら日常生活の中で溜まっているストレス解消が水下痢に対して効果があります。

入浴で身体を温める、スポーツ、アロマテラピーなどがストレス解消に効果があります。

(3)病院

水下痢の原因が、細菌やウイルスなどの急性胃腸炎であれば病院受診による適切な処置が水下痢に対して効果があります。

急性胃腸炎による水下痢の症状は、細菌など異物を体内から排除しようと発症していることがあります。

市販で売られている下痢止め薬を使用するよりは、医師による診断のもと処方された薬などを服用することの方が、水下痢に対しての対処方法として効果があります。

5) 水下痢が続く場合に考えられる6つの病気

(1)感染性胃腸炎

ウイルスや細菌に感染することで、発症する病気です。

感染性胃腸炎の場合、体内のウイルスや細菌を排出するために体内の防衛反応によって水下痢などの症状を発症します。

(2)アレルギー

食べ物などの摂取により、身体がアレルギーを起こします。特定の食物などを摂取することで、体内でアレルギー反応を示し、水下痢を発症することがあります。

(3)炎症性腸疾患

炎症性腸疾患にはクローン病や潰瘍性大腸炎などがあります。消化器官に炎症や潰瘍を発症することで、水下痢などさまざまな症状を発症します。

(4)バセドウ病

甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気です。

甲状腺ホルモンが過剰に作られることで、全身の新陳代謝が活性化され消化器症状として水下痢を発症することがあるようです。

(5)大腸がん

大腸がんは、大腸に発症するがんです。大腸がんは、症状として水下痢が自覚症状として見られることがあります。

下痢と便秘を繰り返すことも症状として多く見られるようです。

(6)過敏性腸症候群

ストレスなどが原因で発症するといわれています。過敏性腸症候群の場合、腸疾患などが無いにも関わらずストレスなどが原因により、下痢や腹痛の症状がみられます。

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6) 気になる場合にすべき検査方法

水下痢の原因が特定できていないようならば、内科を受診し症状を相談してみましょう。

(1)問診

現在発症している症状や持病、服用している薬などを質問します。

(2)聴診

腹部に聴診器を当てて腸管運動の状態を把握します。

(3)腹部触診

腹部触診では、腹部に触れることで痛みなどがあるのかなどを検査します。

(4)血液検査

血液検査を行なうことにより、腸内での炎症反応などがあるのかなどを検査します。

(5)肛門指診

肛門指診では、肛門に指を入れることで腫瘍などの異常がないかを検査します。

(6)レントゲン検査

レントゲン検査では、腹部や大腸にX線を照射して撮影することで異常がないかを検査します。胃腸などの柔らかい筋肉などの組織には、バリウムを使用して検査することもあります。

(7)内視鏡検査

内視鏡検査では、カメラを通して画像により腸などの状態を確認し異常な箇所や疑わしい箇所の部分をつまみ取るなどの処置を行ないます。

(8)腹部超音波検査

腹部に超音波を当てて、反響からの映像化で異常がないかを検査します。

(9)腹部CT検査

X線を使用し、腹部の断層写真を撮影することによって腹部の状態などを検査する方法です。造影剤を使用して検査する造影CT検査をすることもあります。

7) 水下痢の症状への予防習慣とは

(1)食習慣

水下痢は食事が原因となることがあります。日常生活から暴飲暴食を控える、腸内環境を整える食材の摂取、偏食をしないなどが水下痢の予防になります。

(2)生活習慣

食中毒の原因となる菌などを、体内に入れないように日頃から手洗いうがいをするようにしましょう。ストレスも、水下痢の原因となります。

日常の中ではストレスを溜め込まないことが水下痢の予防になります。

(3)運動習慣

運動はストレス解消になることがあるので、水下痢の予防になります。

(4)睡眠習慣

睡眠不足は免疫力の低下、精神的にもストレスを感じやすくなります。睡眠をしっかりとることが水下痢の予防になります。






今回のまとめ

1) 下痢の2つの種類と特徴の違い

2) 水下痢の症状とは

3) 水下痢の2大原因

4) 水下痢への3つの対処方法

5) 水下痢が続く場合に考えられる6つの病気

6) 気になる場合にすべき検査方法

7) 水下痢の症状への予防習慣とは