ナースに問診を受ける男性の患者

嘔吐や下痢になってしまう急性胃腸炎。急性胃腸炎は、場合によっては熱が出ることもあり、とてもつらい病気です。

自己判断はとても危険です。今回は急性胃腸炎の原因、症状の紹介、そして対処・治療方法についてお伝えをいたします。






急性胃腸炎の5大原因!感染経路・治療方法とは


1)急性胃腸炎の2つの種類と特徴の違い

(1)ウイルス性

冬に多い胃腸炎です。ノロウイルスが有名です。下痢や嘔吐の他に、発熱があることもあります。

(2)細菌性

夏に多い胃腸炎です。食中毒とも言われています。多くが下痢と嘔吐の症状があります。

2)自己チェック!急性胃腸炎の6大症状とは

(1)下痢

最も多いのは下痢です。ウイルスや細菌性のものなので、通常の下痢と比べると激しいです。そのため、脱水症状にならないように注意をしてください。

(2)嘔吐

下痢に加えて激しい嘔吐もあります。そのため、とても苦しいと思います。嘔吐の場合も、下痢と同じく脱水症状になりやすいので十分に注意をしてください。

(3)発熱

ノロウイルスなどが原因の急性胃腸炎の場合、発熱が起こることがあります。

(4)血便

下痢がひどくなってくると、血便が出る可能性もあります。

(5)倦怠感

体全体がだるくなる症状です。だるくなると、日常生活を送ることが大変になります。

(6)脱水症状

激しい下痢や嘔吐が続くと、脱水症状になる可能性があります。そのため、水分補給を行うことが重要です。

3)急性胃腸炎の5大原因

(1)細菌

夏場、食べ物を介して感染します。O-157などが有名です。毎年のように流行するので、ご存じの方がほとんどだと思います。4~8日間の潜伏期間があり、長いため、具体的にどこが感染経路なのか特定できにくいのが特徴です。

(2)ウイルス

冬場に感染しやすいのがウイルス性です。ノロウイルスなどが有名です。免疫力の弱い子供がかかりやすいとされています。感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染などです。潜伏期間は、24~48時間と言われています。

(3)食べ過ぎ・飲み過ぎ

食べ過ぎ・飲み過ぎは、体に良くないだけでなく、急性胃腸炎の原因にもなります。食べ過ぎたりすると、胃が荒れたりします。特に、油物やお酒は胃腸を悪くする元になります。

(4)ストレス

意外かもしれませんが、ストレスが多いと急性胃腸炎になることがあります。特に、継続的に起こるストレスは軽減できるようにした方がいいでしょう。

(5)

薬は胃腸に負担をかける場合がありますので、場合によっては急性胃腸炎になることがあります。

患者に診察を行う医者

4)急性胃腸炎への3つの対処方法

(1)水分を摂る

急性胃腸炎は、下痢や嘔吐になります。そのため、脱水症状を起こす可能性が高く、水分を摂る必要が出てきます。最優先で考えて、水を飲むようにしてください。また、塩分も失われるので、塩分も補給できる飲料水が良いでしょう。おすすめは、経口補水液です。

(2)下痢止めは飲まない

下痢の症状なので、つい下痢止めを飲みたくなってしまいますが、これは良くありません。下痢止めを飲んでしまうと、ウイルスや細菌が体内で増殖してしまい、悪化してしまうからです。下痢や嘔吐は、体にとって悪いものを排出しようとすることなので、できるだけ出しきったほうが良いのです。

(3)断食する

栄養補給のために、食事を摂ろうとする場合がありますが、これはお勧めできません。やはり、胃腸に負担がかかってしまいますので、断食をするようにしましょう。嘔吐と下痢の症状が収まるまでは食べないほうが良いです。症状が治まってきたら、消化の良いものから食べていくようにしましょう。

5)専門医で考えられる急性胃腸炎の治療方法とは

(1)抗生物質

細菌性の急性胃腸炎の場合、抗生物質を使って治療することが多いです。

(2)吐き気止め

吐き気がある場合には、ナウゼリンなどの吐き気止め薬が用いられます。

(3)整腸剤

下痢止めは、逆効果になることも多いので、使われることは少ないです。その代わり、整腸剤を使うことが多いです。ビオフェルミンやラックBなどの整腸剤を使われることが多いです。

6)胃腸炎へ日常からできる3つの予防習慣とは

(1)タオルを共有しない

家庭内にすでに感染者がいる場合には、タオルを共有すること無く、別々にして使うことです。感染者と同じタオルを使うだけでも、感染してしまう可能性は十分にあるからです。感染者が家族にいる場合だけでなく、日頃から行うようにすると良いでしょう。

(2)手洗い

手洗いは予防の基本と言ってもいいでしょう。日頃から行っている方はとても多いと思います。特に、人の嘔吐や下痢の処理をした後は感染しやすいです。感染しないように、手袋をして作業をし、終わってからも手を洗剤で綺麗に洗ってください。

(3)マスク

マスクをしましょう。マスクをすることで、感染を予防することができます。特に冬場はマスクをしていると良いです。マスクと言っても色々なタイプやサイズのものがありますので、あなたにとってピッタリのものを使ったほうが良いでしょう。






今回のまとめ

1)急性胃腸炎の2つの種類と特徴の違い

2)自己チェック!急性胃腸炎の6大症状とは

3)急性胃腸炎の5大原因

4)急性胃腸炎への3つの対処方法

5)専門医で考えられる急性胃腸炎の治療方法とは

6)胃腸炎へ日常からできる3つの予防習慣とは