医者から薬を受け取る女性の患者

日常生活を送る中で腹痛になることはよくあることです。腹痛といっても衛星的に悪いもの食べてしまったことや、冷たいものの食べすぎなど腹痛の原因となるものは様々ですが、今回は辛いものを食べたときにおきる腹痛の原因・症状・対処法についてお伝えします。






辛いものを食べると腹痛に!原因と3つの対処方法とは


1)辛いものを食べると腹痛が起こるメカニズムとは

辛いものは決して体に悪いというわけではなく、少量であれば胃酸の分泌を抑えて、食欲を増進する働きがあり、国によっては食欲がないときにわざと辛いものを食べる国もあります。しかし、その一方で多量に摂取すると反対の働きを及ぼします。胃酸を大量に出してしまい、その結果、胃や食道が胃酸により、痛んでしまいます。

2)どんな症状が起こるのか

(1)せき込む

辛いものを食べるとせき込む人が多いです。喉や食道に刺激物が入ることで外に出そうとする反応をし、せき込む場合があります。せき込みながら無理して食べると上部消化器の炎症につながる場合があります。湯気を吸うだけで咽る場合は食道の炎症の可能性があります。

(2)下痢

辛いものの代表となる唐辛子に含まれるカプサイシンの多量摂取により胃腸が傷つき、消化不良になるといわれています。

(3)呼吸困難

人によっては辛いものに入っているスパイスにアレルギー反応を示し、呼吸が激しくなる、困難になる等の症状が出る場合があります。

3)辛いものを食べると腹痛になる原因とは

(1)胃腸へのダメージ

冒頭で述べた通り、辛いものを食べると胃や腸の粘膜に刺激を及ぼし、頻度や量が多いと炎症を起こす場合があります。炎症を起こすことで腹痛の症状がでて、それでも刺激物を摂取し続けると病気にも発展することがあります。

Woman stomach pain

4)腹痛になった場合への3つの対処方法とは

(1)消化のいい食事をとる

辛いものを食べて腹痛になっている場合は胃腸に炎症が起こっている可能性があります。そのため、柔らかいものでかつ油が少ない消化のいい食事、おかゆやうどん、りんごなどを摂取するようにしましょう。

(2)乳製品を摂取

胃の粘膜を強化する食材が乳製品です。辛いものを摂取する前に牛乳やヨーグルト、チーズなどを取ることにより、カゼインというたんぱく質が胃酸とくっついてバリアをつくってくれます。

(3)刺激物を控える

ダメージを受けた胃腸は通常食べてもなんともないコーヒーやアルコールといった刺激物を消化することができなくなり、より腹痛を悪化させてしまうことになります。なるべく、コーヒー、アルコール、タバコや消化の悪いお肉類は揚げ物は2~3日は控えるようにしましょう。

5)注意!気をつけたい辛い食材とは

(1)唐辛子

様々な食材に使用されるこの食材は前述した通り、カプサイシンと呼ばれるものが含まれており、多量に摂取することで胃腸にダメージを及ぼします。摂取する場合は少量ずつとることが重要です。

(2)ハバネロ

日本でもよく聞くようになったこのアメリカから来た食材は過去に最も辛い食べ物としてギネスブックにものったこともあります。唐辛子よりも辛く、唐辛子と同様に胃腸への炎症を引きおこす食材であるため、元々辛い食材が苦手な人は食べない方がいいでしょう。

(3)インドカレー

カレーといっても沢山の種類がありますが、インド料理やインドを訪れた際に食べるカレーには何種類ものスパイスが使用されており、ベターなチキンカレーやバターカレーなどで体を壊す人は少ないです。しかし、グリーンカレーやタイカレーなど、辛い香辛料を多めに使用したカレーはお腹を壊す引き金となるので気をつけましょう。

Stethoscope in hands

6)症状が続く場合にすべき3つの検査・治療方法

(1)内視鏡検査

カメラを鼻を通して、体内にいれることで炎症をしていないか確認します。人によっては嫌がる人もいるため、その場合は画像をとるまたは問診をすることをします。

(2)レントゲン検査

胃に異常があるかないかを検査する方法で、胃を様々な角度からとることでがんや炎症などの有無を調べます。

(3)問診

症状の期間や開始時期、其のときにした食べたものなど患者から詳細に聞くことで原因を特定し、臓器の中でもどの部位が原因になっているかを調べます。

7)日常からできる3つの予防ポイント

(1)緑茶やコーヒーの摂取

辛いものを食べたあとは水をよく飲む人は多いですが、唐辛子などのカプサイシンは水に溶けにくため、効果はありません。収斂作用や整腸作用のある緑茶やコーヒーを摂取することで辛い食べ物からくる体への開く営業を抑えることができます。

(2)油やアルコールと一緒に食べない

辛い食べ物と代表である唐辛子は脂溶性です。そのため、油やアルコールと同じタイミングで摂取することで液状の唐辛子成分となり、臓器の粘膜、至る所にダメージを及ぼす可能性があります。唐辛子を食べる際は油やアルコールは控えるようにしましょう。

(3)ストレスを溜めない

ストレスによる腹痛と辛いものを食べすぎたときの腹痛は原因が同じで胃液を分泌が多くなってしまうことにあります。そのため、ストレスを溜めた上、辛いものを多量摂取するとダブルで腹痛の症状がでてしまいます。

仕事でストレスを溜めやすくても、仕事以外では楽観的に考えるようにする、また毎日湯舟でゆっくりするなどしてストレスからくる体への負担をできるだけ抑えましょう。






今回のまとめ

1)辛いものを食べると腹痛が起こるメカニズムとは

2)どんな症状が起こるのか

3)辛いものを食べると腹痛になる原因

4)腹痛になった場合への3つの対処方法とは

5)注意!気をつけたい辛い食材とは

6)症状が続く場合にすべき3つの検査・治療方法

7)日常からできる3つの予防ポイント