腹痛の女性

感染性胃腸炎という言葉は日ごろよく耳にすると思います。かかった経験がある人も少なくはないと思います。ただの腹痛とは違い、感染性の胃腸炎は放置すると症状が悪化し、他の病気を併発する可能性もあります。感染性胃腸炎の症状・原因・感染経路をしっかりと理解し、早い段階で対処できるようにしましょう。






感染症胃腸炎の6大症状!初期・中期・後期の変化とは


1)感染性胃腸炎の3つの種類と特徴の違い

(1)嘔吐や下痢が主な症状

食べ物や水を飲んでもすぐに嘔吐や下痢ですべて出してします症状です。そのため、脱水症状を併発しやすくなります。

(2)高熱が主な症状

上記のような下痢や嘔吐の症状と平行して起こる可能性がある症状、40度近い高熱になることもあり、その場合はすぐに病院に行く必要がある。

(3) 腹痛が主な症状

下痢や嘔吐の頻度は少ないが腹痛でまともに立つこともできない症状である。痛みでけいれんを伴う場合もある。

2)感染性胃腸炎の2つの初期症状とは

急性の場合はこれといった初期症状がないのが通常です。以下の場合は急性胃腸炎でない場合に起こりうる初期症状となります。

(1)空腹感がない

いつもの昼食の時間にあまりお腹がすかない、量が激減したなどの体があまり食事を摂取しなくなります。

(2)お腹がはる

 仕事中や家事をしている際に、お腹がはりなんだか息苦しさを感じたりします。屁やげっぷがいつも以上に多くでます。

3)感染性胃腸炎の2つの中期症状とは

(1)嘔吐・下痢

嘔吐や下痢が頻繁におきる可能性があります。いつも食べているものは喉を通らなくなり、おじややうどんなどの消化しやすいものまたは水のみしか口にできなくなります。

(2)発熱

体中がだるくなり、発熱を伴う場合があります。熱ははじめは微熱程度ですが悪化すると高熱となり、たつことがままならなくなる場合がります。

4)感染性胃腸炎の2つの後期症状とは

(1)痛み

胃腸の部分がきりきりと痛み、立つことさえつらくなります。中期症状のときにあった違和感とは違いはっきりと胃腸に痛みがあります。

(2)消化不全

ピーク時の下痢が少しずつ治まっても軟便やまたは逆に便がかたくなり便秘になる場合があります。また、食事も消化の悪い乳製品は口にすることはできない状態です。

group of happy doctors meeting at hospital office

5)感染性胃腸炎の3大原因・感染経路とは

(1)ノロウィルス

潜伏期間は1日~2日と短く、主に吐き気や下痢、発熱、腹痛の症状が同時に出る場合があります。ただし、免疫力の状態によっては感染しても症状が軽く風邪と勘違いする場合もあります。

病原体を触った手を口にいれてします接触感染とウィルスの付着した食品を食べてしまう経口感染が主な感染経路になります。生ガキでノロウィルスに感染したケースは多くあります。

(2)ロタウィルス

潜伏期間は1日~3日とロタウィルスよりも少しながく、症状もノロウィルスと似ています。ロタウィルスの特徴は大人はかかりにくく、乳幼児や子どもが(1~5歳の間)かかりやすいことで有名です。

理由は一回感染すると抗体ができるためといわれています。感染経路はノロウィルスと同様に接触感染と経口感染の2つがあります。また、感染者の排便物は白くなります。

(3)細菌

食べ物から感染する経口感染が一般的で、特に夏になると細菌が発生しやすくなるため、感染者が増えます。細菌は鶏肉や豚肉から感染するカンピロバクター菌やサルモネラ菌が一般的に胃腸炎を引き起こす細菌としてしられています。潜伏期間は5時間~3日と幅があり、早い人はその日中に下痢や嘔吐、腹痛といった症状がでます。

6)感染性胃腸炎への対処方法とは

(1)水分補給

ウィルスや細菌の感染が原因の場合は体がそれらを外に出そうとする防衛機能を発揮します。そのため、水分が排出され脱水症状を起こしやすくなります。水や体への吸収が早いスポーツウォータを沢山摂取するようにしましょう。

(2)安静にする

体がウィルスと感染と戦うため、発熱を伴い体力を消耗しやすくなります。体の体力を無駄に使用しないためも家事や仕事は休み、安静にするように心がけましょう

(3)病院で診察

原因となるウィルスや細菌によっては体がもつ免疫機能だけでは長くかかるまたは完治できない場合もあるものがあります。原因を病院で調べて、適切な薬を処方してもらうようにしましょう。内科や胃腸外科で診察してもらえます。

Stethoscope in hands

7)専門医でできる3つの治療方法とは

(1)抗生物質の投与

ウィルスに対してはインフルエンザなどと違い抗ウィルス剤はありませんが、細菌に対してはあるため、原因となる細菌を検便などで調べて(結果がわかるまで2~3日かかります)各細菌にあった薬を投与します。

(2)整腸剤の服用

消化機能がうまく働かず下痢や便秘が続く場合は整腸剤を服用する場合があります。整腸剤にも種類がいくつかあるため、症状によって医師の判断のもと処方されます。

(3)点滴

食べ物を十分に摂取できない状態が続く場合はビタミン剤を点滴注射によって、体に投与する場合があります。医師と相談の上、実施するか決めましょう。2時間ほどで点滴は終わるのが通常です。

8)感染性胃腸炎へ日常からできる予防習慣とは

(1)食事に気を付ける

経口感染のように加熱させられていない不衛生な食べ物を食べるとウィルスや細菌に感染します。鶏肉や豚肉は十分に加熱されているかしっかりと確認して摂取しましょう

(2)手洗い

ウィルス感染者と接触すると手にウィルスが感染する場合があります。帰宅すると自分への感染だけならず他の家族への感染を予防する上でも手洗いをしましょう。石鹸を泡立てて、手首まで洗うことがポイントです。

(3)十分な睡眠

免疫力がある程度あるとウィルスや細菌が体内に侵入しても軽い症状で完治する場合があります。その免疫力を低下させる一番の原因は疲れにあります。1日の疲れを次の日に持ち越さないためにも毎日6時間以上の睡眠ができるよう心がけましょう。






今回のまとめ

1)感染性胃腸炎の3つの種類と特徴の違い

2)感染性胃腸炎の2つの初期症状とは

3)感染性胃腸炎の2つの中期症状とは

4)感染性胃腸炎の2つの後期症状とは

5)感染性胃腸炎の3大原因・感染経路とは

6)感染性胃腸炎への対処方法とは

7)専門医でできる3つの治療方法とは

8)感染性胃腸炎へ日常からできる予防習慣とは