野菜サラダとレモン

胃酸は食べ物を消化する重要な役割を持っていますが、胃酸が出過ぎると胃自体を傷つけてしまいます。

適切に胃酸を抑える食べ物を食べることで、過度の胃酸が分泌されることを防ぐことが出来ます。胃酸をコントロールして健康な胃を保ちましょう。



【毎日の食卓に】お腹を整える胃酸を抑える食べ物5選!


1)そもそも胃酸とは?胃酸過多の解説

(1)胃酸

胃酸とは、胃液に含まれる強い酸性の消化液のことです。胃酸には胃の中を一定以上の酸性に保ち、食物の消化を行うとともに胃の中に内に取込まれた菌の殺菌を行う役割を持っています。

(2)胃酸過多とは

胃酸過多とは、胃酸が必要以上に分泌される状態です。食べ物の消化に胃酸は必要ですが、なんらかの理由によって胃酸が多く作られ分泌されると胃酸過多となります。胃酸過多になると胃痛や吐き気、ゲップ、胸焼け、食欲不振などの症状が起きます。

2)要チェック!胃酸過多の3種類の代表的な原因とは

(1)ストレス

ストレスを多く感じると自律神経の中の交感神経が活発になります。そうなると活発になった交感神経を調整するため副交感神経も活発になります。副交感神経が活発になると胃酸が必要以上に分泌されます。その結果、胃酸過多になってしまいます。

(2)ガストリンの過剰な分泌

ガストリンとは胃酸などの分泌を促す物質です。このガストリンが過剰に分泌されることで胃酸が過剰に分泌され胃酸過多になってしまいます。ガストリンは消化能力の低下やピロリ菌は発生させるアンモニアへの対抗措置として多く分泌されます。

(3)刺激のある食べ物の取り過ぎ

刺激のある食べ物を取り過ぎると「刺激」によって胃酸過多になってしまいます。カフェインやアルコール、香辛料、酢の物などが刺激のある食べ物に該当します。

3)放っておくとキケン?胃酸過多から考えられるリスク

胃酸過多の症状が出た場合、胃痛や胃もたれ、胸やけといった症状が出ます。また月賦が頻発するようになったり、口臭の悪化が起こったり吐き気が起きたりすることもあります。更には、そのような胃酸過多の症状を放っておくと悪化して、胃炎を発症するリスクがあります。

4)胃酸過多にはこの栄養素を!大切な3大栄養素とは

(1)ビタミンU

ビタミンUは別名メチルメチオニンとも呼ばれる栄養素です。ビタミンUは胃の粘膜の修復を促進する効果があり胃酸過多で荒れた胃壁を回復します。また過剰に分泌されている胃酸を抑える効果がありますので、胃酸過多のときに効果的な栄養素です。

(2)ジアスターゼ

ジアスターゼは消化を助ける酵素です。ジアスターゼを摂取することで胃の中に食べ物が長く留まることを防ぐことができます。その結果、過剰に胃液が分泌されることを防げるため、胃酸過多の予防になります。

(3)アピイン

アピインは、セロリなどに含まれる香りの主成分で精神を安定させる効果があります。アピインの働きによってリラックスすることで、ストレス状態を解消し、結果として胃酸の分泌を押させることができます。

健康的な朝食

5)胃酸を抑える食べ物5選

(1)キャベツ

キャベツにはビタミンUが含まれています。ビタミンUには潰瘍を抑制する効果もあり、胃酸を抑え胃の粘膜を修復してくれます。

(2)ブロッコリー

ブロッコリーもビタミンUを多く含む野菜です。ビタミンUは熱に弱いため、加熱時間はできるだけ短く済ませて食べるのが効率的にビタミンUを摂取する方法になります。

(3)レタス

レタスもビタミンUが豊富に含まれています。サラダなどで毎日摂取するのに適している食材です。

(4)アスパラガス

レタスにもビタミンUが豊富に含まれます。ビタミンUを効率良く摂取するためにも加熱はできるだけ少ない時間で行うようにしましょう。

(5)セロリ

セロリに含まれるアピインという香り成分は精神を安定させる効果があります。アピインの働きでストレスを解消し、胃酸が過剰に分泌されることを予防できます。

6)食べ方にもポイントが?オススメの食べあわせとは?

胃酸への負担を減らすため、食べ物を食べる際にはよく噛んでから飲み込むことを習慣づけましょう。十分にかみ砕いていない食べ物が胃に溜まると、消化までに長く時間が掛かり、その分多くの胃酸が分泌されてしまいます。

また合わせて食べたい食材は、卵や豆腐、白身魚、ささみ肉などのタンパク質を豊富に含むものです。これらは弱った胃の修復に役立ちます。胃に負担を掛ける脂肪分が少ないというのもポイントです。

7)日常生活から意識を!注意点と予防ポイントとは

(1)注意点

ビタミンUは熱に弱く、水に溶けやすいという特性があります。煮たり焼いたり、揚げたりするとビタミンUの効果が薄れてしまいます。そのため、できれば生食で食べるか熱を通す場合もさっと短時間で済ませることを心掛けましょう。

(2)生活習慣のポイント

毎日の生活習慣を見直すことで、胃酸過多を予防することが可能です。まずは十分な睡眠と規則正しい生活です。生活が乱れると体がストレスを感じ胃酸を多く分泌してしまいます。また刺激のある食べ物やカフェイン、アルコール、タバコなどの嗜好品は控えるか適量に留めるようにして、胃への過度の刺激を抑えるようにしましょう。



まとめ

1)胃酸過多とは、胃酸が必要以上に分泌される状態です

2)胃酸過多になると胃痛や吐き気、ゲップ、胸焼け、食欲不振などの症状が起きます

3)胃酸過多は過度のストレスや刺激のある食べ物を摂取しすぎると起きます

4)胃酸過多にはビタミンUやジアスターゼ、アピインなどの栄養を摂取することで症状改善できます

5)キャベツやブロッコリー、レタス、アスパラガス、セロリなどに胃酸過多を改善する栄養が含まれています

6)胃酸過多を予防するためにも十分な睡眠を取り生活習慣を正しく整えましょう