体調が悪くてデスクで休んでいる女性

胃もたれは現代社会になっておきた特徴的な疾患であり、ストレスも原因になっています。胃の病気はストレスと、とても関係の深いものです。

今回は胃もたれの症状の解説や、胃もたれが続く場合に考えられる病気、治療方法や予防のポイントをお伝えします。






胃もたれの3大症状!初期・中期・後期の違い


1)胃もたれとは何か

(1)胃もたれとは消化不良

胃もたれは、胃がもたついたり、重く感じる、鈍い痛みがするといった症状の事です。つまり、胃で消化された食物が、中々先、(十二指腸)に送り出されない状態のことです。

(2)3種類の胃もたれ

大きくわけて3種類あります。

・食べ過ぎにより胃がもたれる

・何を食べても胃がもたれる

・食べてないのに胃がもたれる

(3)子供と大人の違い・男性と女性の違い

子供の場合は、大人に比べて、抵抗力も弱く重症化しやすいといわれています。また、子供の場合はノロウイルスやロタウイルスと間違われることもあるので、観察と早めの病院受診を、お勧めます。

女性の場合、意外と知られていない事ですが、生理の影響を受けて胃痛や胃もたれになる女性もいます。

実は、これは生理によってホルモンバランスのくずれが引き起こす「胃痛や胃もたれ」とも言われています。

2)胃もたれかどうかをチェックする4つの特徴

胃というのは、一般的には健康だといつもは意識しませんね。しかし胃もたれの症状は、いつまでも胃の存在を感じて、重苦しく辛いものです。

(1)胃もたれとは、きちんと食べ物がきちんと消化されない状態です。

(2)「食べた後、なんとなくスッキリしない」「胃が重い気がする」「なんとなく不快」これらの症状は、すべて胃もたれの特徴です。

(3)食後3時間以上経っても、胃が重苦しいという場合は、胃の機能が低下して胃もたれを起こしているのかもしれません。

(4)胃もたれは、暴飲暴食によるものか、胃粘液が減り胃酸が増えているためなのかと大きく分けられます。

3)妊娠期の胃もたれの初期・中期・後期症状

胃もたれぐらいなら「大丈夫だろう」などと放置しておくと、重症になることもありますので油断しないように気をつけましょう。

胃もたれが続く原因には、二つの原因があります。一つは妊娠時の、いわゆる「つわり」です。そして、二つ目には、胃がんが、挙げられます。

(1)妊娠時の胃もたれの初期症状

妊娠初期には、胃もたれや胸やけを起こしてしまいます。食生活を見直しても、あまり良くなりません。個人差もあるので、頑張って乗り越えるしかないのかもしれません。

あとは、なんでもいいから、食べられる物を食べられる時に食べてみましょう。

(2)妊娠時の胃もたれの中期症状

妊娠中期は、つわりもなく、食べ物もおいしくなったり、早い方は胎動も感じてきます。でも、つわりが終わったのに、胃もたれ、胸やけを感じる人もいます。

そこで、胃もたれの改善ですが、

・なるべく胃腸にやさしいものや消化の良い物を選んで摂るようにしましょう。

・1回の食事量を減らして、回数を何回かに分けて、食べるようにしましょう。

・消化を助けてくれるハーブティなんかは、どうでしょう。

(3)妊娠時の胃もたれの後期症状

妊娠時後期は赤ちゃんがどんどん育って大きくなって、ママの内臓は押し上げられててしまい、胃もたれ、胸やけに一番

悩まされ辛い時ですね。この時期の改善方法は

・自律神経に左右されないようにリラックスを心がけましょう。

・中期と同じで、一日の食事を何回かに分けて、食べるようにしましょう。

・すぐに横にならずに、寝る時も少し体の上体を起こす姿勢をとってみてください。

Doctor and patient are discussing something, just hands at the table

4)胃がん時の胃もたれ初期・中期・後期症状

(1)胃がん時の胃もたれの初期症状

食べた後に、なんとなく胃がもたれるけど、すぐ治ると思っている方はいませんか。何度か続けて胃薬を飲んでも、効き目がないのなら、初期の胃がんの可能性も考えられます。

胃がんの初期症状は、胃炎や胃潰瘍とよく似ていて、胃もたれ、むかつき、胃の不快感、そして胃痛があります。初期から、胃もたれや胸やけは始まりますが、めだちません。

(2)胃がん時の胃もたれの中期症状

中期、中期後半に進行すると、徐々に症状が目立ち始めます。食べ物の好みが変わることもあります。 

(3)胃がん時の胃もたれの後期症状

胃もたれに加え、突然の激しい胃痛があります。また胃もたれに加え、極端な体重減少(食べているのに体重が減っていく)があります。

5)胃もたれの5大原因

胃は食べた物を蠕動運動(ぜんどううんどう)と、胃液でドロドロの粥状にし、十二指腸に送り出します。それが、何かの理由で十二指腸に贈られずに停滞しまった状態、これが「胃もたれ」です。

(1)暴飲暴食・アルコール・タバコ

特に脂っこいものは胃から十二指腸への排出が遅いので胃もたれを起こしやすくなります。また、アルコールやたばこ、香辛料、果汁、炭酸飲料の摂り過ぎも胃もたれの原因になります。

(2)運動不足

デスクワークをしている方は過食や運動不足が原因になります。

(3)ストレス

ストレスも原因の一つです。ストレスによって自律神経が乱されるのです。

(4)加齢による老化

また、歳をとると、胃の消化する機能が弱まって、そこへ運動不足、仕事上のつきあいの接待による過食や、人間関係のストレスが胃に負担をかけて、胃もたれの原因になっているとも考えられます

(5)出産後の生活習慣

子育ての終わった専業主婦も同じようなケースがあります。どうしても過食、運動不足が原因になります。

6)胃もたれに即実践できる7つの対処法

(1)肉類や油もの等、脂質の多い食事を控えめにしましょう

(2)食事は規則正しく、腹八分目でやめましょう

(3)食後30分から1時間程は休憩をとるようにしましょう

(4)食事は時間をかけてゆっくり食べるようにしましょう

(5)寝る2、3時間前の食事は控えるように

(6)適度な運動でストレスを解消するのもいいと思います

(7)十分な睡眠をとりましょう

Male medicine doctor hand holding stethoscope head

7)胃もたれが続く場合の6つの病気の可能性

(1)胃アトニ-

(2)慢性胃炎

(3)胃潰瘍・十二指腸潰瘍

(4)逆流性食道炎

(5)膵臓炎

(6)胃がん

8)ひどく胃もたれが続く場合にすべき3種類の検査

胃もたれは、やはり辛いものですね。胃もたれぐらいなどと、あなどれません。

専門は胃腸科や消化器内科のクリニックがいいでしょう。そこで、もう少し専門的な検査が必要な場合は大きな病院や大学病院などを紹介してくれます。

一つ注意したい事は、胃痛や胃もたれだと思っていても、心筋梗塞だったりする事もあります。

(1)心電図の検査

(2)胃の内視鏡検査

(3)採血

胃もたれの症状でも、胆のうや肝臓や膵臓の病気も考えられますので、採血でマーカーをチェックしていくことが大切です。

ステップとして、病気の診断は危ないものから除外するのが基本で、流れです。費用は、通常の検査なら、保険が効きますので、3割負担になります。

9)ひどく胃もたれが続く場合にすべき治療法

(1)胃腸科・消化器内科へ

もう少し専門的に高度な治療が必要な場合は大きな病院や大学病院を紹介してくれます。そこなら、胃だけではなく膵臓や肝臓や腸、胆のう、心臓などの病気が見つかれば治療ができます。

(2)生活習慣の改善

やはり、たっぷりと質の良い睡眠をと生活のリズムを整える。暴飲暴食をやめ、脂分の多い食物はさけましょう。具体的には、胃もたれは生活習慣や食事の習慣で治療のステップが進んでいきます。

期間についても個々人によっても、違いますので、長く続くようなら、病院に早めに行くようにしましょう。病院にかかる場合の治療は保険がききますので、3割負担です。

10)胃もたれを日常から予防する4つのポイント

(1)食習慣

食事を摂る時間が毎日違ったり、寝る直前に食事をすると胃もたれの原因になります。

肉類や、スナック菓子などの油分、脂質の多い食べ物というのは胃酸を過剰に分泌させてしまい胃もたれの原因となります。

(2)生活習慣

規則正しい生活を送ること。

(3)睡眠習慣

胃もたれは、自律神経の乱れによってもおこります。睡眠不足や昼夜逆転の生活を送っていると、胃もたれの原因になりかねません。

(4)運動習慣

運動量が少なければ、エネルギーとして消化しません。運動イコール胃の運動。悪い姿勢も胃腸に負担を加えて胃もたれの原因になります。






今回のまとめ

1)胃もたれとは何か

2)胃もたれかどうかをチェックする4つの特徴

3)妊娠期の胃もたれの初期・中期・後期症状

4)胃がん時の胃もたれ初期・中期・後期症状

5)胃もたれの5大原因とは

6)胃もたれに即実践できる7つの対処法

7)胃もたれが続く場合の6つの病気の可能性

8)ひどく胃もたれが続く場合にすべき3種類の検査

9)ひどく胃もたれが続く場合にすべき治療法

10)胃もたれを日常から予防する4つのポイント