女性の患者に資料を見せる医者

「お腹が痛い」と感じた時、それが左側か右側なのかで原因が違います。また、すぐに引く痛みか、頻繁に起こるのかによっても変わってきます。

今回は左腹部の痛みの原因と、病気の可能性や予防のポイントについてもお伝えいたします。






左腹部の痛みの3大原因!5つの対処方法とは


1)左腹部の痛みの症状の一例

(1)お腹の痛みは病気で最も多い

病気の中で「お腹が痛い」症状は、最も多いと言われています。なぜなら「お腹が痛い」場合、消化器、筋肉、血管、腹膜などお腹の中にある、あらゆる器官の変化で起こるからです。

それ故にお腹が痛い場所、痛みの程度、性質などで原因となる病気の予測ができるのが「腹痛」です。

(2)左上腹部が痛い場合

たとえば、左上腹部が痛い場合、考えられる症状としては「すい臓」で、疑われる病気としては「急性膵炎」などとなります。

急性膵炎の痛みの場所はみぞおちから左上腹部で、時には背中まで広がる時も。ところが痛みは人によって感じ方が違い、軽い痛みから激痛まで様々です。

痛みが大したことがない、と思っても油断はできませんので注意しましょう。

2)左腹部の痛みの3大原因

(1)内臓が原因の場合

・膵臓

・胃

・脾臓

・左腎臓

・腎臓結石

・尿管

・大腸

(2)便秘・下痢

(3)子宮の病気の可能性

3)左腹部の痛みで考えられる17種類の病気

(1)急性膵炎

(2)慢性膵炎

(3)膵石症

(4)膵がん

(5)腎梗塞

(6)遊走腎

(7)腎膿瘍

(8)水腎症

(9)腎がん

(10)腎臓結石

(11)潰瘍性大腸炎

(12)虚血性大腸炎

(13)クローン病

(14)大腸憩室症

(15)大腸がん

(16)過敏性腸症候群

(17)尿管結石

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4)自宅で実践できる5つの対処方法

左腹部の痛みはあるものの、激痛ではない。なんとなくちくちくしたり鈍痛がある、でも病院へ行くほどではないような時、こんな時は自宅で様子を見ましょう。

(1)便に血が混じるなどの異常はないか

(2)下痢や便秘を繰り返していないか

(3)左腹部以外の痛みはないか

(4)熱が出る、頭痛や嘔吐など他の症状がないか

(5)強いストレスなどを抱えていないか

上記の5項目をチェックしてみましょう。安静にしていても症状が治まらないようであれば、医師の診断を受けましょう。

5)左腹部の痛みがある時の食生活の6つの注意ポイント

左腹部がなんとなく痛み、便秘や下痢が伴っている場合は、食生活を見直してみましょう。腸の調子を整えるためには、以下のポイントに注意しましょう。

(1)決まった時間の食生活

規則正しい食生活は、腸の調子を整える基本です。

(2)水分のこまめな補給

水やお茶だけでなく、汁けの多いおかずやスープも十分に摂取しましょう。

(3)食物繊維

食物繊維の豊富な食品を摂るように心掛けましょう。

(4)下痢気味の場合

下痢気味の場合は逆に、食物繊維の多い食品や芋類は控えましょう。

(5)刺激の強い食品は避けましょう

アルコール、カレーなど刺激の強い食品、ねぎ、にんにくなどの薬味や炭酸飲料、冷たい飲み物も下痢の時は控えて下さい。

(6)揚げ物には注意

油脂の多い揚げ物は消化に時間がかかります。また脂肪の多い肉や魚類も腸の調子を整えたい場合は、なるべく控えるようにしましょう。

6)左腹部の痛みが続く場合の検査方法

左腹部の痛みが続く場合は医師の診断を仰ぎましょう。その際、消化器内科や胃腸科が良いでしょう。検査としては書きが考えられます。

(1)便潜血検査

(2)尿検査

(3)血液検査

(4)触診

検査の結果によっては、腸の内視鏡検査や浣腸バリウム検査などをする場合もあります。いずれも国民健康保険などが適用されます。

女性で左の下腹部が痛む時は、卵巣や子宮の病気の可能性も考えられます。こんな時は婦人科を受診しましょう。

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7)左腹部の痛みが続く場合にすべき治療方法

左腹部の痛みが続き、原因が特定されれば医師の指導のもと、症状に応じて治療を受けます。ただ、異常が見当たらない時は「冷え」によるものや「お腹にたまったガス」が原因と考えられます。

こんな時は「お腹全体を温め」て消化の良いバランスのとれた食事を摂り様子をみましょう。症状が改善されない時は病院へ行ってみましょう。

8)左腹部の痛みへ日常からできる3つの予防ポイント

左腹部の痛みがある場合の日頃からできる予防のポイントは下記となります。

(1)オリゴ糖の摂取

食べ物ではりんご、オリゴ糖がおすすめです。りんごに含まれているペクチンとオリゴ糖に含まれている善玉菌が腹痛に効果が期待できるからです。

(2)お腹を冷やさない

お腹を冷やすとガスがたまりやすくなったり、下痢を起こすこともあります。注意をしましょう。

(3)ストレスをためないで気分転換を

ストレスも避けるべきです。適度な運動をしたり、気分転換を図りましょう。早寝早起き、3食きちんと取る、睡眠時間を十分に確保して健康的な生活を送るように心掛けましょう。






今回のまとめ

1)左腹部の痛みの症状の一例

2)左腹部の痛みの3大原因

3)左腹部の痛みで考えられる17種類の病気

4)自宅で実践できる5つの対処方法

5)左腹部の痛みがある時の食生活の6つの注意ポイント

6)左腹部の痛みが続く場合の検査方法

7)左腹部の痛みが続く場合にすべき治療方法

8)左腹部の痛みへ日常からできる3つの予防ポイント