聴診器を持っている女性の医師

車酔い、船酔い、または運動した後に急に食べ物を食べたなどで吐き気を経験はしたことはあるでしょう。一時的なものという印象をもっている人は多いとは思いますが、数日または数週間、それ以上吐き気を催す場合があります。そんな吐き気が止まらない症状について紹介します。






吐き気が止まらない症状へ・・考えられる3大原因と対処方法


1)症状の解説!吐き気の2つの種類と特徴の違い

(1)腹痛

食事の前または食事後に腹痛を感じながら、吐き気も伴うのが特徴です。実際に吐くこともあり、吐いた後も腹痛は続く可能性が高いです。

(2)頭痛

目まいや頭痛も伴いながらおこる吐き気で、どちらかというと吐き気よりも目まいや頭痛が先が原因で吐き気を伴うのが特徴です。

2)何が原因?吐き気が止まらない場合の3大原因とは

(1)刺激物の摂取

日頃からアルコールまたは辛いものが好きな方は慢性的に胃の環境が良くなく、荒れてしまい常に吐き気の症状が出る場合があります。特に食事前の時間になると腹痛や吐き気を伴う場合が多いといわれています。

(2)心因性のもの

気づかない間にストレスを溜めに溜め、精神的な負担を抱え込みすぎる人が吐き気を伴う場合があります。度合は違いますが、高い割合でうつ病と診断される人が多く、吐き気の他に耳鳴り、頭痛などの症状も出る場合があります。

(3)臓器の炎症

胃腸などの臓器が免疫の低下やウィルスなどの侵入により炎症、食べたものをうまく消化できず吐き気を伴う場合があります。この場合は痛みがあり、食事をしていなくてもじんじんと痛みがあります。

3)できる応急処置とは?吐き気が続く症状への対処方法

以下はあくまで対処法になりますが、原因がわからない以上は根本的に治ることはありません。早い段階で内科、頭痛や目まいがある場合は脳外科に行くようにしましょう。

(1)安静にする

目まいや頭痛を伴う吐き気が続く場合は一旦、安静にして症状が和らぐまで待ちましょう。無理して仕事にいく、家事をするのは症状を悪化させる結果となりえるのでやめましょう

(2)水分補給

吐き気があるからといって何も口にしない人も多いですが、水分不足になると他の健康障害を生じる場合もあるため、吐き気があっても水分は摂取するようにしましょう。

Woman sitting on the bed with pain

4)症状が続く場合は注意・・考えられる3種類の病気

(1)急性胃腸炎

生ガキや不衛生な食事、または他の患者からの感染によりウィルスが体内に侵入し、胃腸などの臓器に炎症を起こすことがこの病気が発症します。発症すると吐き気や食欲不振の他に腹痛、発熱、悪寒などのインフルエンザにも似た症状が起きます。急に症状が悪化するのがこの病気の特徴で、症状が和らいでも長期間吐き気や腹痛が続く場合があります。

(2)逆流性食道炎

酸性の胃液が食道へと逆流することで食道に炎症が起きるのがこの病気です。食道に炎症があることで痛みや違和感を起こすほか、胸やけ、吐き気の症状がでます。食事が欧米化していくことで逆流性食道炎の患者は多くなっていると考えられています

(3)自律神経失調症

自律神経がストレスや精神的な不安で乱れることで長期にわたり吐き気をもよおすことがあります。吐き気以外にも目まい、頭痛、不眠などの症状が起こり、症状は様々ですが、臓器に何の異常がないのに症状が続くことがこの病気の特徴です。

5)専門家での検査を!行われる可能性のある検査方法

(1)キットによる検査

ふん便から採取した液体よりウィルスの有無を調べます。採取した液をテストスティックに滴下すると3分ほどで陰性か陽性かの結果がでるものが通常で、ノロウィルス、ロタウィルスやアデノウィルスの主に胃や腸の炎症の原因となりやすいウィルスに特化した検査となります。他のウィルスを特定するには長くて1週間ほど要する場合もあります。

(2)内視鏡検査

腹痛などを伴う症状の場合はお腹の中の状況を把握するためにも内視鏡の検査を行います。医学の発展により昨今の内視鏡は以前よりも細くなり、体の負担も少ないといわれています。ただし、吐き気が強い人や下痢の症状がある人にはこの検査が行われない場合が多いです。カメラで中をすぐに確認できるため胃や腸の異常はすぐにわかります。費用は問診と合わせて4000円~7000円かかる場合が一般的です。

(3)自律神経機能検査

胃や腸に何の異常もない、また目まいや耳鳴り、頭痛などの症状もないような人には自律神経の機能を検査する場合があります。自律神経の機能は様々な方面から調べる必要があり、心拍変動検査や鳥肌反応検査、座った状態と立ち上がった状態とで血圧を調べたりと様々です。心理テスト複合的に行われる場合もあります。検査の時間や費用は症状により異なるので医師に事前に確認をしましょう。

The doctor has prescribed a medicine

6)病気の場合には?治らない吐き気へ試される治療方法

(1)薬の服用

胃腸が炎症がウィルスや細菌が原因によるものの場合は抗菌剤や抗ウィルス剤を服用して原因となるウィルス、細菌を体内から除去する方法がとられます。抗ウィルス剤は中途半端に服用すると逆に体内のウィルスの力を強めてしまう場合もあるため、医師の指示された期間、飲み続けるようにしましょう。

(2)ピロリ菌の除去治療

ピロリ菌の存在が体内にいることが分かった場合、ピロリ菌の除去をすることがあります。除去には抗菌剤の服用(10日ほど)、それでも除去が難しい場合は除去治療を行います。2013年2月より2回目の治療となる除去治療にも保険が適用されることとなりました。そのため、費用や要する期間は医師に事前に確認をとりましょう。

(3)アロマテラピー

自律神経の異常による、吐き気の場合は心因的なことが考えられるため、精神的にもリラックスする時間が必要となります。医療機関でアロマテラピーを受けることで精神を落ち着かせ、徐々に自律神経を回復させます。3か月以上要する場合多く、期間や費用は医師に事前に確認をとりましょう。

7)生活習慣から予防を!吐き気や気持ち悪さへの3つの予防習慣

(1)ストレスをためない

ストレスは胃腸の働きを低下させ、食欲がなくなったり、消化がうまくできずもどしたり、腹痛になったりします。ストレスを感じることはあっても長期的にため込まず、その日中に発散または気持ちを切り替えるよう心がけましょう。人によってストレスの発散方法は様々ですが、一般的に水の中を泳ぐ、または歩くことは人間によってストレスを発散する有効な方法だといわれています。その他にも好きな音楽を聴く、ジョギングするなどして気持ちをリフレッシュしましょう。

(2)規則正しく食事をとる

仕事や家事で忙しく、毎日朝食~晩飯の時間がバラバラになってしまう人はタイマーなどで時間を知らせるなどしてなるべく1時間以上の差がでないように規則正しく昼食を取りましょう。体はそうすることで消化をするための準備ができ、臓器への負担を減らすことができます。

(3)刺激物を控える

刺激物とされていうアルコール、脂っこい食事(ステーキ、ラーメン)、タバコなどの摂取することは消化の働きをもつ臓器に負担をかける結果になります。ほぼ毎日上記のものを摂取している人はなるべく量をひかえ、徐々に現在の半分ぐらいの摂取量、そのあとはその半分と時間をかけて少なくする努力をしましょう。生活習慣や加齢臭の予防にもなります。






今回のまとめ

1)症状の解説!吐き気の2つの種類と特徴の違い

2)何が原因?吐き気が止まらない場合の3大原因とは

3)応急処置!吐き気が続く症状への対処方法

4)症状が続く場合に・・考えられる3種類の病気

5)専門家での検査を!吐き気が続く場合への検査方法

6)病気の場合には?治らない吐き気への治療方法

7)生活習慣から予防を!吐き気や気持ち悪さへの3つの予防習慣