ごま油

体にいいとブームになったココナッツオイルやオリーブオイル、えごま油などはもうご存知ですよね。実は私たちにもっと身近で、昔から馴染みのあるごま油にも、すごい効能があったのです。今回はそんなごま油に含まれる栄養素・効果・効能などを紹介します。






ごま油の5大効能がすごい!美容と健康に欠かせないワケ


1)ごま油の紹介

(1)ごま油の歴史

ごま油の歴史は今からさかのぼること紀元前2600年ほど前、インダス文明のころと言われています。なんとクレオパトラも愛用していたと言われており、ごま油には長い歴史があり、安心出来る油なんですね。

(2)最古の油がごま油

油脂を採取するのに1番最初に使われた植物がごまと言われています。最も古くから使われている油なんです。日本には、奈良時代に仏教伝来とともに伝えられました。日本人の体にも1番慣れ親しんでいる油と言えるのではないでしょうか。

2)種類の違いは?ごま油の3つの種類と特徴の違い

(1)焙煎ごま油

白ごまを200度の高温で焙煎し、その後圧搾法によって油を搾ります。香りが強く、濃い茶褐色となります。風味がしっかりと感じられ、お料理のアクセントとなります。

(2)太白ごま油

生の白ごまを焙煎せずにそのまま絞り、精製したもの。そのため、生絞りごま油とも言われています。色は透明で、匂いもなく、癖のない旨みのあるすっきりとした味わい。焙煎していないので、栄養素が壊されることなくしっかり残っています。

(3)黒絞りごま油

白ごまではなく、黒ごまを焙煎して圧搾したもの。香味が強いのが特徴です。黒ごまですが、色は白ごまと同じで、焙煎の深さによって色づきます。栄養素は白ごまのごま油とほぼ同じです。

3)ここがポイント!含まれる代表的な4つの栄養素とその効能

(1)ゴマリグナン

セサミンをはじめとするごまの抗酸化物質の総称です。活性酸素や悪玉コレステロールの増加を抑え、動脈硬化や脳血管障害などの生活習慣病の予防、肝機能を高める作用もあります。

(2)ビタミンE

強い抗酸化作用があり、むくみ解消や女性ホルモンの代謝、血行促進などの効果もあります。体の状態を若返らせ、がんや生活習慣病にも効果のある栄養素です。

(3)リノール酸・オレイン酸

ごま油の成分の80%以上がこの2つの脂肪酸となっています。この2つは不飽和脂肪酸と呼ばれ、血中のコレステロールを下げ、動脈硬化、肥満の防止にも役立ちます。

(4)セレン

微量ミネラルの1つ、活性酸素の生成を抑え、動脈硬化や老化を防ぎます。がんの発生を抑制する作用もあります。ビタミンEと一緒に摂るとその効果を高めることができるので、どちら成分も含まれているごま油は、最も効能のある油と言えます。

ヨガをしてリラックスしている女性

4)要チェック!ごま油に期待できる5大効能とは

(1)美肌の効能

抗酸化作用のあるごま油はお肌を若々しく保ち、脂肪酸の働きで、お肌の潤いも保ちます。また、細胞を修復するのに必要なビタミン・ミネラルも含まれお肌のターンオーバーを促進する効能も期待出来ます。

(2)アンチエイジングの効能

ごま油はデトックス作用が高く、体内に溜まった毒素を排泄してくれます。体内に溜まった毒素や活性酸素は細胞を老化させますので、これらを取り除くことにより、アンチエイジングが期待出来ます。また、コレステロールを下げる作用もありますので、血管年齢も若く保つことが可能です。

(3)便秘解消の効能

ごま油に含まれるビタミンEは自律神経を整える効果があり、胃腸の働きをコントロールしている自律神経が整うことで、便秘の解消が期待できます。また、ごま油を摂ることで腸壁が油で覆われることになり、吸収するよりも、腸の蠕動運動の方が活発になることで、便を押し出してくれることになります。

(4)肝臓への効能

肝臓内に活性酸素が増えてしまうと、肝臓の働きが弱ってしまいます。そんな肝臓の活性酸素を除去してくれるのが、抗酸化物質です。そして、肝臓に直接届くことができるのが、ごま油に含まれているセサミンという物質です。肝臓は体をデトックスしてくれる大切な臓器。肝臓の働きを良くすることは体全体をよくすることになります。

(5)冷え性への効能

ごま油に含まれるビタミンEは、血液の循環をよくし血行を促進します。また、脂肪酸によりコレステロールが下がり血液がさらさらになることで血流もよくなり冷え性改善が期待できます。

5)正しい接種方法を!1日の摂取容量の目安や注意点

(1)摂り過ぎに注意しましょう

こんなに効能がたくさんあるごま油ですが、摂り過ぎはよくありません。ごま油の40%ほどを占めるリノール酸は必須脂肪酸といい、体内では作られないため必要な脂質ではありますが、摂りすぎることにより、アレルギーを悪化させたり、がんの発生率をあげてしまう可能性もあります。

(2)1日の摂取容量は?

40代女性を例にしますと、一日の必要カロリー2000キロカロリーの20%ほど、約400キロカロリーを脂質で摂ることになります。そのうち、8割ほどは意識せずに摂取していますので、残り2割の80キロカロリーを目安に摂取します。1gが9キロカロリーですので、約9g。1日の摂取量は小さじ2杯ほどを上限とし、摂取されてはいかがでしょうか。

笑顔で食事をしている親子

6)オススメの摂取方法を紹介!効果的な摂取方法とは

(1)サラダと一緒に生で摂取

生野菜の栄養素、βカロチンは脂溶性のため油と一緒に摂ることで、吸収率がアップします。また、ごま油の栄養素も熱により損なわれることになりますので、サラダと一緒に生で摂ることによって、どちらの栄養素も効率よく摂取することができます。

(2)炒め物にはごま油

油は熱すると酸化しやすくなります。ごま油に含まれるオレイン酸は熱を加えても酸化しにくい脂質ですので、サラダ油に比べて熱に強い油になります。

(3)お肌に塗って吸収率アップ

白ごま油を人肌程度に温め、お顔に塗って20分ほど入浴後、洗い流します。皮膚からも吸収されやすく、血行が促進され代謝が高まり、透明感のあるお肌に導くことができます。

(4)オイルプリング

オイルプリングとは、「インドのアーユルヴェーダーの健康法のひとつで、オイルを口にふくんでゆすぐ」というものです。抗菌・殺菌作用に優れ、免疫力を高めて病気を予防することが期待出来ます。また、口の中の粘膜は栄養素を吸収しやすく、効率よく摂取出来ます。

オイルプリングの方法は、まず白ごま油を100度になるまで熱します。熱した油を冷まし、遮光容器に保存します。大さじ1程度を口に含んだら、5分から10分ほどブクブクします。ティッシュに吐き出して終了です。吐き出した後は、20分ほどは何も食べないで下さいね。朝、夕の2回行うと効果的です。

7)保存方法に注意!ごま油を保存するポイントとは

ごま油は常温保存(20℃程度)が可能です。冷暗所に保存しましょう。開封後は酸化が始まるので、遮光性の容器に保存します。ない場合は、アルミホイルなどで包んで紫外線に当たらないようにするといいですね。開封後は3ヶ月以内に使い切るようにし、空気に触れないようにフタをしっかりと閉めておくことが大切です。






今回のまとめ

1)ごま油の紹介   

2)種類の違いは?ごま油の3つの種類と特徴の違い

3)ここがポイント!含まれる代表的な4つの栄養素とその効能

4)要チェック!ごま油に期待できる5大効能とは

5)正しい接種方法を!1日の摂取容量の目安や注意点

6)オススメの摂取方法を紹介!効果的な摂取方法とは

7)保存方法に注意!ごま油を保存するポイントとは