ベッドで休む体調の悪い女の子

武田製薬工業の胃腸のアンケートで全体の30%もの人が下痢が止まらないと言う症状があったと回答しています。それだけ多くの人が悩まされる下痢が止まらないと言う症状で

すが、場合によってはとても危険です。今回はそんな日本人に多い下痢が止まらない原因と注意すべき4種類の病気についてご紹介します。






下痢が止まらない4大原因!病気の可能性とは


1)下痢の見分け方の3つのチェックポイント

基本的に下痢と言う症状自体は以下の3つに分けることが出来ます。

(1)感染性

急性の下痢で食中毒やウイルス性のものであり、多くの場合下痢が止まらないだけでなく、高熱と吐き気も同時に起こります。

1日に数回から数10回にわたって便意をもよおすものまでありますが、2週間以内で治まるものがほとんどです。

(2)非感染性

暴飲暴食などにより起こるものであり、多くの場合下痢が止まらないと言う症状以外に胃痛などの他の消化器官の痛みなどが伴うことが多いです。こちらもまた1日に数回から数

10回にわたって便意をもよおすものまでありますが、2週間以内で治まるものがほとんどです。

(3)機能性

生活習慣やストレスが原因となって起こるもので、併発する症状の有無や内容が人によって様々です。

1 日に数回程度でも 3 週間以上続くものが多いです。下痢が止まらないという時は大きく分けるならこの三つに分けて考える事ができます。

2)下痢が止まらない4大原因

(1)浸透圧性下痢

腸には食べた物の水分を吸収して固形化する働きがあります。

しかし水分を取り込もうとする力が高い食べ物をたくさん摂ると腸がそれから水分をうまく吸収できず、便が水分を多く含んだ状態で排出されるため下痢になります。

(2)分泌性下痢

腸は水分を吸収するだけではなく、スムーズに食べたものを動かすために腸液と呼ばれる分泌物も出しています。

何らかの原因でこの分泌物が増えてしまうと多く分泌された液が一緒に出るので下痢になります。

(3)滲出性下痢

これもまた腸内の水分が多すぎて起こる下痢が止まらない症状の原因なのですが、こちらの場合は腸液ではなく、腸の中に炎症が原因で出てしまう血液や血漿などの浸出液が一緒にでることで怒る下痢です。

(4)腸管運動異常の下痢

最初に紹介したのと状態としては近く、腸が水分を吸えない事によって起こる下痢が止まらなくなる症状です。

しかしこちらの場合は腸の蠕動運動が何らかの原因で活発になり、水分が吸収されないまま排出されてしまう下痢です。

3)下痢が止まらなことで考えられる4つの病気

それでは次に下痢が止まらないと言う症状の時に注意が必要となる4つの病気についてご紹介します。

(1)大腸がん

一番注意すべきものはやはりこの「大腸がん」です。がん細胞は他の細胞を侵食し、その機能を破壊していく訳ですからそれが腸にある事で当然下痢が止まらなくなると言う症状を起こします。

初期の段階では、便秘と下痢を繰り返したり、便に血が混じるなどの症状が出ることがありますので良くならないで慢性的にそうした症状がある場合は要注意です。

(2)過敏性腸症候群

現代人に最も多い下痢が止まらなくなる病気の一つです。

ストレスで影響を受けやすい自律神経と消化器官はとても密接な関係にあり、ストレスが強い状態であると正常な消化器官の働きがされにくく、なんでもない時と突如下痢が止まらないと言う状態を繰り返す事が多くなります。

これの原因が主にストレスであるために病院で診断を受けても異常が見つからなかったりすることも多く、薬などでは治りにくいと言う特徴があります。

(3)炎症性腸疾患

主として消化管に原因不明の炎症をおこす慢性疾患であり、滲出性下痢の時は特にこれに注意が必要です。

下痢が止まらないだけでなく、粘液性の血便、下血、激しい腹痛などが特徴で重症になればなるほど排便回数が多くなります。

(4)慢性膵炎

こちらは腸ではなくて「膵臓(すいぞう)」が炎症をきたすことで生じる病気です。激しい腹痛と下痢が止まらないことに加えて、脂肪を分解する消化液が少なくなるため、脂肪便が多くなります。

原因としてアルコール多飲が68%と最も多いので飲酒習慣のある方は特に注意が必要です。

どの病気に関しても最悪死亡すると言うケースにいたるものですからもし下痢が止まらないときどれか一つでも思いることがあったら病院での受信をオススメします。

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4)下痢が止まらない場合の初期・中期・後期の3つの症状

では次に下痢が止まらないと言う症状が体全体に対しての影響がどう進行していくのかを前期、中期、後期という3つに分けて説明させていただきます。

(1)脱水症状

当然体内の水分がいつもより多く出てしまうようになるのですから下痢が止まらないときはいつも以上に水分補給をしなければ脱水症状を起こします。

(2)食欲不振

下痢が止まらないと言う状態はつまり「消化器官に異常がある状態」であるため基本的に食欲がない状態になりがちです。

そこに加えて水分補給でいつも以上に取る飲み物で満腹感を感じやすいので食事がとりたくなくなります。

(3)栄養失調

最後に食事が取れなくなれば栄養失調を起こすことになります。集中力の欠如や頭がぼーっとすることを始め、異常に体力がなくなったり、情緒不安定になったりもします。

以上の事に加えて「下痢が止まらなことで考えられる4つの病気」のところでも触れたとおり、病気であったら末期にいたると死にも繋がる可能性があります。

5)下痢が止まらない場合へ自宅でできる4つの解消法

次は下痢が止まらないときに自宅で出来る事はないのかと言う疑問に答えていきます。

(1)消化に良い物を取る

消化器官に異常が出ているという時に下痢が止まらなくなることが多いので、まずは消化器官に負担をかけないようにすることが大事です。

脂っこいもの食物繊維の多いものは控えた方がいいです。

(2)水分補給

自然治癒力で下痢が止まらないときに対処するとしても絶対に必要な事はこれです。

冷たいものは腸を刺激しやすいので吸収の良いぬるめの白湯や番茶、常温のスポーツドリンクなどを少しずつこまめに補給することが大切です

(3)温める

「腸管運動異常の下痢」、「浸透圧性下痢」、「分泌性下痢」に有効な対処法です。

消化器官が正常に働く適温は40℃前後ですので正常な働きが出来る適温に体を暖めるのが効果を発揮します。

「滲出性下痢」や「特定の病気で起きている下痢」においては暖めると言う方法は逆に悪化させてしまうこともあります。

(4)腸内環境改善

機能性などの慢性的な下痢に対して日頃から腸内の環境を整えることが効果的です。

乳酸菌などの善玉菌や、善玉菌のエサとなるオリゴ糖などを意識的に摂取することで腸内環境改善をするのも自宅でできる解消法の一つです

6)下痢に効果的な3つのツボ押し

更に下痢が止まらないときに有効なツボと言うのもあるのでご紹介します。

(1)下痢点(げりてん)

読んで字の如く正に下痢が止まらないときのためのツボで腸の働きに効果があります。手の甲側で、中指と薬指の骨の付け根の手前で押すと痛みを感じるところがそうです。

手の甲にあるので、急にお腹が痛くなったときにでも押しやすいツボです。

(2)関元 (かんげん)

おへそから約9㎝ほど下がったところ。体全身の調子を整える大事な場所で、肝・腎・脾の経絡が交わるツボ。

ストレス性の胃腸病・過敏性大腸症候群・下痢、お腹が張ってガスが溜まる方などにも有効です。

(3)天枢 (てんすう)

おへその両外側に約6㎝ほどのところ。大腸との関係が深い腹部にあるツボで、腸の働きを調整し便秘や下痢などを解消するのに効果的です。

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7)下痢が止まらない場合の2つの検査方法

下痢が止まらないときに少しでも異常を感じたら次のような検査を受けることをオススメします。

(1)大腸内視鏡検査

他の検査では中々発見されないことも多い「大腸がん」もこの検査だと発見されることが多いです。約2~3万円の費用で受けられます。

大腸内視鏡の専門医と言うものがありますのでそちらで受信することをオススメします。

(2)血液検査

この検査は先程の検査よりもずっと広い範囲の体の異常を知ることが出来る検査です。

用もこちらの方が 3500~6000 円と安く、ほとんどどこの病院で受けることが出来ます。「ないと思うけど念のため」と思う方はまずこちらから受けてみるといいでしょう。

8)下痢が止まらない場合の3つの治療方法

(1)水分補給のみで耐える

下痢が止まらないと言う状態だけで実は市販の薬を飲んでの治療は危険です。下痢は食中毒を起こす細菌やウイルスの毒素やアレルギー物質などを追い出す反応でもあります。

(2)市販の薬を飲む

ある程度マシになってきたとなったら病理性や感染性の疑いが下がってくるので薬を飲んで一旦落ち着くと良いでしょう。

(3)病院での治療

下痢以外に嘔吐や腹痛などの症状がある、血便、時間経過による症状の悪化などおかしいと感じることがあったら迷わず病院に行って内科や消化器科による診断を受けて下さい。

9)下痢を未然に予防していくための3つのポイント

(1)ストレスを溜めないようにする

前記に記載した通り、ストレスはかなり消化器官を悪くする原因です。好きな運動や音楽を聴くなどして自分に合った解消法でストレスを溜めないようにしましょう。

(2)腸内環境に良いものをたくさん食べるようにする

食物繊維が多い果物、野菜、海藻類。乳酸菌が含まれている発酵食品などをとることで腸内環境を整えましょう。

(3)体を冷やさないようにする

前述の通り消化器官は体が温かいぐらいこそが適温です。運動して体温を上げたり、ちゃんとお風呂に使って体を冷やさないようにしましょう。






今回のまとめ

1)下痢の見分け方の3つのチェックポイント

2)下痢が止まらない4大原因

3)下痢が止まらなことで考えられる4つの病気

4)下痢が止まらない場合の初期・中期・後期の3つの症状

5)下痢が止まらない場合へ自宅でできる4つの解消法

6)下痢に効果的な3つのツボ押し

7)下痢が止まらない場合の2つの検査方法

8)下痢が止まらない場合の3つの治療方法

9)下痢を未然に予防していくための3つのポイント