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大腸ポリープは大腸がんになる可能性のあるものです。症状としては無症状な事が多く、便秘や下痢の検査で発見されます。

大きな原因としては、食の欧米化が原因だと考えられています。今回は大腸ポリープの初期・中期・長期の症状治療方法をご紹介します。






大腸ポリープの初期・中期・後期の3つの症状とは


1)大腸ポリープとは何か

(1)大腸ポリープとは

大腸ポリープとは、大腸の粘膜の一部が盛り上がっている状態(隆起している状態)で、腫瘍性ポリープと腫瘍性のポリープに大きく分けられます。

腫瘍性ポリープの大部分は良性です。大きさが大きくなるにつれ、部分的に小さながんを患っている事が多くなり、腺腫内ガンと呼ばれています。

すなわち腺腫(良性のポリープ)の一部は放っておくとがんになることがあります。非腫瘍性ポリープには小児と若年層に多く、高齢者には腸炎後にみられる炎症性ポリープなどがありますがどちらも良性です。

(2)特徴

発症する傾向としては、女性よりも男性の方が発症する比率が高くなっています。

40歳以降に多くみられ、60歳以上の男性では2人に1人がポリープを持っていると言われているほどです。痛みはほとんどなく、検診などで見つかる事がほとんどです。

2)大腸ポリープの2つの前兆症状

(1)血便

初期症状は少ないと言われるものの、ポリープが3~4㎝など大きなものになってくると血便が生じます。

さらに鮮血のかたまりが混ざっているのが血便ですが、出血の場所が校門に近いほど血の色が鮮やかとなります。

直腸や結腸でも、直腸に近い場所(40㎝~50㎝)で大きなポリープが出来ると、便の周りに付着する程度が多いようです。

(2)そのほかの症状

注意しなければいけない自覚症状としては、”お腹が張る””下痢””便秘””血便”は大腸がんの代表的な症状になります。

しこりが結腸癌になってしまった場合には、超の運搬を妨げる為にゴロゴロとお腹がなったり、腹痛が起こることもあります。

下痢と便秘の繰り返しという事もありますので、そのような症状がある場合には注意をしてみてください。

3)大腸ポリープの初期・中期・後期の3つの症状

(1)初期症状

ほとんどが、無症状の為に人間ドッグなどの検診で見つかることがほとんどです。小さなポリープの段階で発見されることは、幸運かもしれません。

ポリープの段階であればガンが含まれていたとしても早期のがんである可能性が高く、早期に発見できれば治りやすいガンの1つです。下痢や便秘、発熱などの精密検査で見つかることもあります。

(2)中期症状

良性の腫瘍である“腺腫”と呼ばれているものなのが、大腸ポリープの80%を占めています。しかし、大きな腺腫に関しては眼になる一歩店前の状態です。

実際に、多くの大腸ガンは選手から発生すると考えられているため、腫瘍か腫瘍以外化のポリープかを内視鏡で判断します。

比較的症状は少ない物の、ポリープの大きさや存在部位によって便に潜血が不約する場合や、便潜血テストを行って陽性反応で気づく事があります。

(3)後期症状

大腸ポリープがガン化してしまうという事です。腺腫性の大腸ポリープが大きければ大きいほど、ガンになる頻度が高くなってきます。

つまり、放置しておくと大腸がんになってしまうという事です。しかし、早期発見することが出来れば手術などで切除をする事が可能なガンになります。

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4)大腸ポリープの考えられる2つの原因

(1)生活習慣

食生活習慣が最も重要だとされています。高脂肪食・低繊維食事が危険因子と言われています。

高脂肪食によって、腸内の発がん物質が増加する傾向にあり、腸内を整えるとされている食物繊維が不足することにより発がん物質が腸内に長時間溜まり、大腸腺腫やがんが発生しやすくなると考えられています。

(2)遺伝要因

先天的な遺伝子の異常の場合、家系的な物が考えられています。両親や親族に大腸ポリープを患った人がいる場合には注意が必要です。

5)大腸ポリープへの3つの検査方法

(1)便潜血テスト

自覚症状として血便を自覚した患者さんは、無症状であっても便潜血テストを受けるのが良いでしょう。便潜テストで陽性反応が出た場合には、別の検査を実施します。

(2)大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査や注腸造影X線検査が行われます。どちらでも検査は可能になりますが、最近はポリープ組織検査発見後に、ポリープ切除術や粘膜切除術が可能である大腸内視鏡検査が優先される傾向にあります。

(3)病理組織学的検査

鉗子生検診断検査で確定されますが、鉗子生検診断を待たなくても、70倍の拡大機能をもつ内視鏡や、特定波長の光で観察する内視鏡によって、ポリープ表面の細かい模様観察で診断が行えるようになってきました。

6)大腸ポリープの2つの治療方法

(1)切除術

腫瘍性ポリープである選手は、前がん病変と考えられるため内視鏡を使って切除します。有茎性であれば、ポリープ切除術、無茎性であれば、内的粘膜切除術が行われます。

(2)内視鏡的粘膜仮想剥離術

腺腫の中でも、ケーペット上の形態をした大きな無茎隆起は“結節集族病変”と呼ばれ、分割切除が行われます。

大きな病変を一括して切除するために内視鏡的粘膜仮想剥離術と呼ばれる、腹腔を用いた手術が行われることもあります。

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7)大腸ポリープの治療後の2つの予後とは

(1)出血

約1%程度と極めてまれです。2日~3日安静にしていれば通常通りの生活が出来ます。

(2)穿孔

腸の壁に穴が開くことを指しますが、かなり稀です。万が一、このような状態になってしまったのであれば、緊急手術が必要になります。

8)大腸ポリープへの3つの食事療法とは

(1)脂質

脂質を摂取するときに、ロースやばら肉・もも肉は脂が多いので、ササミなどの脂身の少ないお肉か、魚などに含まれる脂は善玉コレステロールを増やす働きがあるので、魚などを摂取するようにしましょう。

(2)野菜

野菜が少ない食事をしている人は大腸ポリープの発生率が高い傾向にあります。食事から摂取するのが難しいという場合には、野菜ジュースや青汁などを意識的に摂取してみると良いでしょう。

(3)善玉菌を増やして悪玉菌を減らす

便秘を解消して、腸内環境を正常化することによって大腸ポリープが出来にくい身体になります。

野菜以外にはヨーグルトを意識して摂取することにより、ビフィズス菌を増やすというのも効果的です。

悪玉菌を減らすためには、オリゴ糖が効果的で一般的に市販されている加熱タイプではなく高純度のヨーグルトがお勧めです。

9)大腸ポリープへの7つの予防ポイント

(1)肉類

豚肉や牛肉といった赤み肉の摂り過ぎは、大腸がんのリスクを上げます。魚や鶏肉の料理を中心とした食生活をし、豚肉・牛肉は1日80gまでとします。

(2)脂肪の割合

1日の総摂取カロリーの中の脂肪の占める割合は20%程度にし、脂肪を控えめにします。おおよその目安として男性は1日50g、女性は40gを目安に取ります。

(3)野菜やイモ類の摂取

食物繊維の豊富な野菜を摂取するように心がけます。特に緑黄色野菜は1日120g以上摂るようにしましょう。

緑黄色野菜には大腸がんを予防すると言われる葉酸も多く含まれています。

(4)穀物の摂取

麦芽玄米やライムギパンなどの精製度の低い穀物を摂取する事は、食物繊維の摂取量が増加するので予防になります。

(5)飲酒・禁煙

適度なお酒は予防に繋がります。適度なお酒というのは日本酒でいうと1日平均1合になります。

また、喫煙もガンのリスクが高まりますので禁煙をする事を心がけます。

(6)BMI25以下

BMI=体重(㎏)÷身長2(m)を25以下にするように、体重コントロールをするように心がけます。

(7)適度な運動

1回20分~30分程度の有酸素運動が体重コントロールをするうえでも効果的です。






今回のまとめ

1)初期症状は無症状の事が多いですが、血便などが出た場合には直ぐに検査をする。

2)大腸ポリープには異伝環境もあるが、食生活が大きく関与してくる。

3)大腸ポリープの予防には7つの項目がある。