パソコンを確認する女性の医者

膀胱炎は尿意があるのにトイレを我慢するとなると聞いた人も多いと思います。しかし、原因は他にもあり、知らない内に悪化しているケースも少なくありません。

今日は女性の約2人に1人は生涯で経験するといわれる膀胱炎について、その原因・症状ををご紹介します。






女性の膀胱炎の症状解説!初期・中期・後期症状


1)女性の膀胱炎の初期・中期・後期症状

(1)初期症状

膀胱炎の初期症状としてはトイレに行く回数が極端に増える、トイレをしても残尿感があることがあげられます。

たまに、尿が白く濁ることや血が混じることもあるため、自分の尿どのような色をしているかを確認することも大切です。軽い場合は症状に気づかない人も沢山いるようです。 

(2)中期症状

中期になると上記の初期症状のほかに、細菌感染の炎症が悪化による膀胱の痛みを感じるようになります。この痛みの特徴は塩水を傷口に垂らすような「つーんとしみる痛み」です。

この痛みがでると膀胱内が炎症で敏感になっている状態まできていることがわかります。

(3)後期症状

悪化してくると、初期症状で紹介したトイレの回数と残尿感がよりひどくなります。また、睡眠時も何度も起きてしまうほどの頻尿に襲われます。

この時期になると下腹部にはっきりとした痛みまたは違和感がでます。よりひどい場合は排尿時に焼けつくような痛みを感じます。

(4)症状の解説

膀胱炎、は膀胱内に細菌等が侵入することで炎症を起こし、発症します。特に女性は男性よりも尿道が短く、細菌が膀胱に達しやすい為、発症しやすいといえます。

基本的な症状は上記で説明したようにトイレの頻度が多くなることと残尿感です。加えて痛みを伴うと膀胱炎と疑いすぐに医者に診てもらいましょう。

2)女性の膀胱炎の3大原因

(1)排尿の我慢

はじめに述べた通り、排尿の我慢も膀胱炎の原因の1つとなります。特に女性は妊娠すると頻尿になりやすく、睡眠中もトイレの回数が極端に増えます。

その為、排尿を5時間以上我慢することも多くなります。尿が溜まると細菌が繁殖し、炎症を起こします。

(2)免疫力の低下

睡眠不足や不規則な食事また、妊娠することでホルモンバランスが崩れ、自律神経に乱れが生じます。それにより、感染防御作用が低下し、繁殖した細菌により炎症が起きます。

(3)不清潔

妊娠によりおりものの量が多くなり、性行為時に生活な状態でしなかった場合は外陰部が不衛生な状態になり、細菌が尿道に侵入しやすくなります。また、排便時に大腸菌が尿道に侵入する場合もあります。

3)女性の膀胱炎の場合にすべき2つの検査方法

膀胱炎の検査や治療は一般的には泌尿器科で行います。病院によっては内科や婦人科でも受診は可能となります。

(1)尿検査

尿中の成分から、膀胱内の状態を調べ、また、細菌の種類を特定します。出始めの尿では間違った診断につながる可能性がある為、中間尿を採取します。

膀胱炎かどうかの結果は当日中にでるところがほとんどですが、細菌の種類を特定するのに4日ほどかかることがあります。

費用は保険提供となり、検査だけだと20000円ほどが一般的ですが、検査の内容によっては5000円を超える場合もあるようです。

(2)超音波検査

症状によっては他の病気も考えられるため、腎臓と膀胱内を検査します。30分ほどで完了します。費用は保険が適用されて2000円弱で済むところ一般的なようです。

Doctors who have medical records and doctors have a tablet

4)女性の膀胱炎の場合にすべき3つの治療方法

以下、治療方法は自己判断ではなく、病院で検査を受け、医者と相談することが前提の治療方法となります。

(1)薬の投与

膀胱炎の治療には抗菌剤や抗生物質の投与が一般的です。期間は3~4日間ほどとなります。それ以外にも残尿感を取り除く薬や膀胱の収縮を抑える薬も処方される場合もあります。

薬の効き目をみて、薬剤の変更を行うこともあり、初回だけではなく、治療途中に再度、尿検査を実施するのが一般的です。  

(2)漢方治療

急性膀胱炎で且つ、症状が軽い場合は、漢方薬やハリ治療で免疫機能を回復して治す場合があります。

(3)自然治癒

上記(2)のような軽い症状の場合は、十分に休息を取るなどして免疫機能を戻し、自然治癒をする場合があります。

5)女性の膀胱炎への3つの予防習慣

(1)外陰部を清潔にする

おりものが多くなる妊娠時は特に、こまめにきれいにし、不清潔な状態にならないことを心がけましょう。

あまり、清潔を保とうとして洗いすぎても逆効果なのでナプキンをこまめに交換するや、性行為後は侵入してしまった菌を排尿する習慣をつけるのがよいでしょう。

(2)細菌を増やさない

尿意を感じれば我慢することはせずにすぐにトイレにいきましょう。尿には細菌が繁殖するために必要な栄養があるため、すぐに流してしまうことが重要です。

(3)免疫力を低下させない

基本的なことですが、ストレスの溜め過ぎ、また女性の方には特に多い過度なダイエットは体にとって大きな負担となります。

栄養を十分に摂取するとともに、お風呂やマッサージなどを生活にとりいれ体が休める時間をつくりましょう。






今回のまとめ

1)女性の膀胱炎の初期・中期・後期症状

2)女性の膀胱炎の3大原因

3)女性の膀胱炎の場合にすべき2つの検査方法

4)女性の膀胱炎の場合にすべき3つの治療方法

5)女性の膀胱炎への3つの予防習慣