パソコンを指差す医者

便がコロコロと硬い状態は、生活上の不快感やお腹の違和感だけでなく、恐い病気を発症するリスクがあります。便がコロコロと硬い状態が長く続く場合は病気が重篤化している恐れもあり注意が必要です。今回は便がコロコロとしている原因やその解消法をご紹介します。






便がコロコロしている・・考えられる5大原因と対処法とは


1)便がコロコロの場合の4つのリスク

(1)下腹部などに膨満感をともない、日常生活に不快感がつきまとうリスクがある

(2)口臭や体臭が臭くなる

(3)排便時に余計な力が加わり、大腸や肛門を傷つけるリスクがある

(4)重篤な病気を発症するリスクがある

2)便がコロコロしている5大原因

(1)水分不足

1日あたりの水分摂取量が不足すると、便が硬くなりコロコロする原因となります。

(2)食生活の乱れ

肉類や脂分中心で、野菜などに含まれる食物繊維が不足すると、便が硬くなりコロコロする原因となります。

(3)運動不足

慢性的な運動不足は、本来腸が持っている動きを鈍くさせ、便がコロコロする原因となります。

(4)腸の動きが悪い

腸の動きが悪いと、排便に至るまでに腸内では水分を必要以上に吸収してしまうので、便がコロコロする原因となります。

ストレスなどで腸の動きが悪くなっている可能性もあります。

(5)病気

腸などの消化器系の病気により、便がコロコロする原因となっている場合があります。重篤な病気の恐れもあり、注意が必要です。

3)良い便の状態の4つのチェックポイント

(1)バナナのような形をしている

バナナのような形の便がスムーズに排便できることは、良い便の状態のチェックポイントになります。

(2)バナナの形で、色は黄土色である

バナナのような形の便で、かつ色が黄土色であることは、良い便の状態のチェックポイントになります。神経の圧迫や冷えによって足の指がつることがあります。

(3)お尻を拭いたときにベタッとくっつく感じが少ない

トイレットペーパーでお尻を拭いたときにベタッとくっつく感じが少ないことは便が硬すぎず柔らかすぎず程よい硬さであることを示しているため、

良い便の状態のチェックポイントになります。

(4)ニオイがきつすぎない

意外と便のニオイが気にならない、不快感になるほど悪臭でなくきつすぎないことは良い便の状態のチェックポイントになります。

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4)便がコロコロしている場合へ自宅でできる2つの対処法

(1)お腹のマッサージ

マッサージをする前に、身体を伸ばし(特にお腹を伸ばすように意識する)手のひらをお腹にあてて温めるようにしてから腹部のマッサージをします。

ひらがなの“の”の字を書くようにゆっくりとマッサージします。

(2)背中やお腹のツボを押す

便がコロコロしている場合に効果のあるツボをご紹介します。

便秘点(べんぴてん)

背中の肋骨のいちばん下から指の幅2本分下で、背骨から指の幅4本分外側にあるツボです。

天枢(てんすう)

おへそから指の幅3本分外側にあるツボです。

大巨(だいこ)

上記のツボ、天枢から指の幅3本分下に位置するツボです。

5)便のコロコロを改善する2つの食事ポイント

(1)食物繊維を多く摂取する

食物繊維を多く摂取することで便のコロコロの改善につながることが期待できます。野菜類に多く含まれている他、豆類などにも多く含まれています。

牛乳、乳製品、小魚などに多く含まれています。

(2)乳酸菌を摂取する

ヨーグルトなどに含まれている乳酸菌を摂取することで腸内環境が整い、便のコロコロの改善につながることが期待できます。

6)便がコロコロの状態が続く場合に考えられる5つの病気

(1)便秘

便がコロコロの状態は便秘によることが多いです。

(2)痔(切れ痔)

便がコロコロで硬い状態が続くと肛門付近にダメージを与え、切れ痔の原因になる場合があります。

(3)過敏性腸症候群

大腸の機能そのものには問題がないのに、下痢と便秘を繰り返す腸の病気です。便がコロコロの状態が続く場合に考えられる病気です。

(4)腸閉塞(イレウス)

摂取した食べ物が便として排出されなくなり大腸で詰まり、口の方向へ逆流する病気です。前兆として便がコロコロの状態が続くことがあります。

嘔吐と腹痛が主な症状となる病気です。

(5)大腸ガン

大腸の粘膜がガン化する病気です。大腸のガン化した部位で病名が呼ばれることもあります(直腸ガン、S字結腸ガンなど)。

前兆として便がコロコロの状態が続くことがあります。

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7)便がコロコロの状態が続く場合にすべき2つの検査方法

便がコロコロの状態が続く場合にすべき検査方法を2つご紹介します。診療科目は消化器科などを選択すると良いでしょう。

(1)大腸X線バリウム検査

大腸(直腸や結腸など)に造影剤(バリウム)を注入して、大腸のレントゲン(X線)撮影をします。検査を受けるためには、前日に下剤を服用して腸の中を空にしておくことが必要になります。

(2)大腸内視鏡検査

肛門から内視鏡(専用の小型カメラ)を挿入して大腸内の状態を医師がモニターで直接確認する検査です。検査の前日は夕食を何時までに食べるか指定されることが多いです。

検査当日は飲食禁止となります。下剤を服用して腸を空にする必要があるため、受付時間を指定されることが多いです。

内視鏡挿入を楽にするために麻酔などを使用する検査機関もあります。

8)便がコロコロの状態を未然に予防する5つのポイント

(1)水分をこまめに摂取し1日の合計水分摂取量をアップさせる

1日の合計水分摂取量をアップさせることは、便がコロコロの状態を未然に予防するポイントとなります。1度に多量の水分摂取は下痢を引き起こす場合もあるので、こまめに摂取するようにします。

(2)食物繊維を意識して摂取する

肉類脂分中心の食生活をやめて、野菜類豆類などの食物繊維を多く含む食品を意識して摂取することは、便が通りが良くなり排便がスムーズになることが期待できるので、便がコロコロの状態を未然に予防するポイントとなります。

(3)乳酸菌を意識して摂取する

ヨーグルトなどに多く含まれる乳酸菌を意識して摂取することで腸内環境が改善され、腸の働きが良くなることが期待でき、便がコロコロの状態を未然に予防するポイントとなります。

またヨーグルトにはカルシウムも多く含まれているためイライラを解消しストレス軽減の点からも便がコロコロの状態を未然に予防するポイントと言えます。

(4)軽めの運動を生活に取り入れる

軽めの運動を生活に取り入れることは、腸の運動を活性化させることにつながり便がコロコロの状態を未然に予防するポイントとなります。

(5)ストレスをためないようにする

ストレスを上手に発散するようにします。

過食、アルコール、タバコによるストレス発散はやめて、軽い運動や音楽鑑賞のような方法でストレスをためないようにすることは、腸の動きを整えることにもつながり便がコロコロの状態を未然に予防するポイントとなります。






今回のまとめ

1)便がコロコロの場合の4つのリスク

2)便がコロコロしている5大原因とは

3)良い便の状態の4つのチェックポイント

4)便がコロコロしている場合へ自宅でできる2つの対処法

5)便のコロコロを改善する2つの食事ポイント

6)便がコロコロの状態が続く場合に考えられる5つの病気

7)便がコロコロの状態が続く場合にすべき2つの検査方法

8)便がコロコロの状態を未然に予防する5つのポイント