ベッドに座る女性

みなさん、便が出そうで出ないなどでお悩みの方もいると思います。力を入れても出なく疲れるだけのこともあると思います。しかし、便の状態や腸が原因のこともあり病気が潜んでいることもあります、今回は便が出そうで出ない原因や病気をご紹介します。






便が出そうで出ない・・!6つの原因と病気の可能性とは


1) 便がでそうで出ない・・代表的な症状とは

便が出そうで出なくて辛い時などあると思いますが、便の状態や身体の体調により変わることもあります。便が出そうで出ない、便の状態や身体の症状をご紹介します。

(1) 下腹部痛

便意でも腹痛が起こることもありますが、急な下腹部痛や持続的な下腹部痛が出ることがあります。

(2) 下腹部の膨らみ

下腹部が膨らんで苦しさを感じることがあります。ガスがたまったりした場合なども起こります。

(3) 便が硬い

硬便が力を入れた際出ることがあります。下腹部痛と共に肛門も痛みが出ます。

(4) おなら

おならが頻繁に出たり、逆におならも便も出なくなることがあります。

(5) 吐き気

下腹部痛や膨らみなどによって吐き気が出ることがあります。

(6) 出血

トイレにて力んだ際に、便は出なくても出血することがあります。微量から多量と出血量を観察することが必要です。また肛門を拭いた時にペーパーに血液が付着することがあります。

2)考えられる6つの原因とは

便の状態や身体の症状をお伝えし当てはまった方がいらっしゃると思います。しかし、症状が出る前には原因があります。便が出そうで出ない原因をご紹介したいと思います。

(1) 便意を我慢

便意を我慢することによって、便の水分が腸に吸収され硬くなることがあります。便意を我慢しないようにしてトイレに行き排便するようにしましょう。

(2) 便秘

便秘により便が上記と同じように便の水分が吸収され硬くなっていきます。それにより排便時に力んでも出ず、出ても硬い便が出ます。

(3) ストレス

疲労が蓄積されストレスが溜まると、便秘になりやすくなったり便が硬くなり出ずらくなることがあります。

(4) 体質的原因

体質的に幼少の頃から便が硬いことや便秘体質な方は、便が出そうで出ないなどの症状に悩まされることがあります。

(5) 薬副作用

服用している薬によって副作用として便が硬くなったり、便秘になることがあります。「抗精神薬、血圧降下剤、抗てんかん薬」などがあげられますが、他にもありますので悩んでいる方は医師と相談することをお勧めします。

(6) 病的原因

便が出そうで出ないなどの症状には病気が原因であることがあります。また重大な病気も潜んでいることがありますので、受診をお勧めします。

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3)試してみたい!6つの対処方法とは

症状や原因などお分かりいただけたと思いますが、便が出そうで出ない時どのように対処したら良いのかわからない方もいると思います。便が出そうで出ない時の一時的な対処法をご紹介します。

(1) 食事

食物繊維を取るようにしたり乳製品のヨーグルトを朝食べるなどして様子を見ましょう。

(2) 水分摂取

水分不足によって、便が硬くなり便意があっても出ないなど悩まされることがありますので、水分をこまめに摂取するようにしましょう。

(3) 下腹部マッサージ

の字マッサージと呼ばれるものですが下腹部にの字を書くようようにマッサージをしてみましょう。便座に座りながらしたり、寝る前にするなど外部から刺激を与えてあげ様子を見るのも対処法としてあげられます。

(4) 便の出ない日を付ける

力んでも便が出ないなど便が出ない日をマイナス何日と付けていきましょう。また少量でも硬便が出た際出血があった場合は、便の色や出血量を確認しましょう。受診した際にそれを医師に説明しましょう。

(5) 医師と相談

血圧降下剤や向精神薬など持病や治療中などで服薬してることによって、便秘になり出たくても出ないなど悩まされることもありますので、医師に相談し処方薬を変えてもらうことをお勧めします。

(6) 市販薬

ドラッグストアなどで、整腸剤や下剤が販売されていることがありますので一時的に購入し服用することをお勧めします。また受診した際は、市販薬を服用したことを説明しましょう。

※上記の対処方法はあくまでも瞬間的な対処方法となります。痛みや違和感が続く場合は、速やかに専門医で検査を受けましょう

4)症状が続く・・考えられる6つの病気とは

上記でお伝えした症状には病気が潜んでいることもあり病気の前兆かもしれません。便が出そうで出ない症状などが出る病気をご紹介します。

(1) 便秘症

腸内に便が溜まり、数日間排便がないなどに悩まされます。そして排便が出ても硬便のことが多く強い痛みが出ることが出る病気です。そして便秘は様々な病気の引き金にもなりますので早期対処が必要です。

(2) 内痔

肛門を閉じる部分の中が膨らんでしまい、力んだ際に中量から多量の出血が見られます。痛みがないこともありますが、脱肛といって便と共に内痔が出てきてしまうこともあります。ひどい場合は出たものが戻らなくなることもあります。

(3)切れ痔

便秘など、力みすぎて排便した際に肛門が切れてしまい微量に出血することがあります。キリキリとした痛みが出ます。

(4)うつ病

ストレスが原因で、脳の伝達物質が減少することによってやる気が起きない意欲が湧かないなど様々な気分障害が起きます。また便秘や下痢など身体症状も出ることがあります。一番怖いのは自ら命を絶とうとしたり自ら命を絶ってしまうこともある放置すると危険な病気です。

(5)腸閉塞

胃から送られた消化物が便になりますが、便が詰まり排泄されない病気です。強い下腹部痛や吐き気が出ることがあり、命に関わることもあります。

(7) 大腸がん

日本では多い癌とされています。腸に悪性腫瘍ができてしまう病気で、年々増加傾向にあります。初期の段階では、気がつかず、腹痛や下痢や便秘などと似た症状を繰り返すのですが、他の病気と思い発見が遅れるケースもあります。進んでくると、血便が出ます。その時に病院の検査で見つかることがあります。

5)実践したい検査方法とは

病気をお伝えしましたが、どのような検査をするのか不安に思う方思います。しかし、病気が疑われた場合に行われるものですので落ち着いてください。上記の病気が疑われた場合に行われる検査をご紹介いたします。

(1) 触診

下腹部を触り、膨らみや肛門に指を入れ痔や血液が付着するか診ます。消化器内科や総合病院へ受診をお勧めします。

(2) 大腸内視鏡

肛門からカメラのついた管を入れ検査をします。事前に腸の中が何もない状態にしなければならない為、浣腸によってすべての便や消化物などを出します。

洗浄液を2リットル飲み、下から出すという方法もあり医師の判断によって決まります。痛み止めの注射をうちガスを入れて腸を膨らまして検査を開始して、癌などの病変を検査します。胃カメラより少し辛い検査になります。総合病院の消化器内科に受診することをお勧めします。

(3) 心理検査

臨床心理士により、ロールシャッハといわれるインクを垂らした絵を見せ、何に見えるかなど答えていきます。ストップウォッチなどで考えている時間を計ったり、表情も観察されます。またIQ検査を行い総合的に結果をまとめられ、医師が検査結果を診て診断します。精神科へ受診することをお勧めします。

(4) レントゲン検査

X線撮影にて、腸内に便が溜まっているかガスが溜まっているかなど検査します。また腸の状態も診られます。微量に被ばくする為、妊婦は事前に相談しましょう。総合病院へ受診することをお勧めします。

(5) CT検査

レントゲンよりも性能はよく、X線撮影にて腸内の画像を輪切りした断面画像を見て腫瘍や病変箇所がないかなどを見ます。円状の検査機に入る為閉所恐怖症の方は事前に説明しましょう。総合病院へ受診することをお勧めします。

(6) MRI検査

性能が良く、幅広い分野で使用される検査です。ドーム状の検査機械の中に入り検査を行い、画像処理された腸の部分をいろんな角度から見て病変箇所があるかないかを確認します。検査中は機械音が鳴り響きうるさく、検査着に着替える為寒く感じます。総合病院へ受診することをお勧めします。

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6)便が出ない症状へ・・6つの治療方法とは

病気を疑われ検査にて異常がなければ幸いですが、病気と診断された場合どのような治療法が行われるのか不安な方もいると思います。病気や症状に合わせ行われる治療法をご紹介します。

(1) 薬物療法

問診にて、薬で様子が見れると判断された場合に、下剤や整腸剤が処方されます。またその他の症状に合わせた薬が処方されますので、用法容量を守りましょう。副作用が出た場合はすぐに受診し医師に相談しましょう。

(2) 運動療法

理学療法士と組み、軽い運動ををして腸に刺激を与えたりする療法です。理学療法士がメニューを組み一緒に行うので、変化などがあった場合は相談しましょう。

(3) 食事療法

軟らかい食事やバランスの取れた食事を取り便秘などを改善していく療法です。医師と管理栄養士と組み、組み立てられたメニューを食べます。

(4) 認知行動療法

精神科の分野で幅広く行われています。医師と組み、物のとらえ方や考え方を変えていき行動していく療法です。行動することによって体調が崩れることもある為、抗不安薬や向精神薬を頓服として使っていくこともあります。

(5) カウンセリング療法

心理カウンセラーに悩みや相談をしてストレスを発散させます。また適切なアドバイスをいただけたりします。ですがカウンセラーとの相性もあるので、変更しながら相性の合うカウンセラーを見つけることが大切です。

(6)手術

大腸がんなどで手術を行うことがあります。癌の程度にもよりますが、腫瘍部分を切除する術式や大腸など癌の部分とその部分の腸を切除し、人工肛門を作る術式があります。術後の治療法は医師から説明などある為、指示に沿って治療に専念しましょう。

人工肛門の場合、パウチという袋をつけて人工肛門から出た便が袋に溜まるという仕組みになっています。便意などもなく臭いなども昔ほど抑えられてきていますが、少し便臭がしたりします。パウチに溜まったら取り替えますが、ストマというパウチを付ける土台になる部分が強い粘着力で痒くなりますので、入浴時など清潔にしましょう。

7)日常から生活改善!予防する為のポイントとは

便が出そうで出ない症状や病気をお伝えしましたが、病気は100%とは言えませんが予防をすることができます。一部ですが予防法をご紹介したいと思いますのでお試しください。

(1) 規則正しく

規則正しくバランスの取れた食事を3食食べるように心がけましょう。また乳製品や食物繊維など腸に優しい食品を摂取することも予防につながります。

(2) 運動

激しい運動ではなく、少し時間を作りウォーキングやランニングなど行うことで腸にも刺激がいき排便を促す効果があります。

(3) 保温

下腹部を温めるようにしましょう。ホッカイロなど下腹部に当てるなどしたり湯船に浸かることも予防につながります。

(4) ストレッチ

運動前や運動後、また入浴後や寝る前に軽いストレッチをしてみましょう。身体が柔らかくなるだけではなく、腸の運動がよくなることがありますのでお試しください。

(5) 水分摂取

水分をこまめに取ることは大事ですが、寝る前にも一杯お水を飲んで睡眠を取ってみましょう。睡眠時に身体の水分は抜けてしまうこともある為、お試しください。

(6) 排便リズム

便秘で便が出なくても、朝食後や朝に便座に座るようにしましょう。無理に力まず、少し下腹部に力を入れるようにしてみましょう。それを毎日繰り返すことで排便ができるようになることがあります。上記の対処法や治療法と合わせた上でより効果が出ます。






今回のまとめ

1) 便がでそうで出ない・・代表的な症状とは

2)考えられる6つの原因とは

3)試してみたい!6つの対処方法とは

4)症状が続く・・考えられる6つの病気とは

5)実践したい検査方法とは

6)便が出ない症状へ・・6つの治療方法とは

7)日常から生活改善!予防する為のポイントとは