医者に説明をする患者

お腹の痛みは誰もが経験することですが、特に通勤中や通学中に腹痛になるとつらいですよね。今日はそんな朝のお腹の痛みについて話をします。毎日、朝腹痛で悩まされる方は病気の前兆の可能性も考えられます。朝の腹痛の原因や対処方法をご紹介します。






朝のお腹が痛い辛い症状へ!考えられる3大原因と対処方法


1)腹痛にも種類が?お腹が痛い症状の種類とその特徴

(1)内臓痛

内臓痛は消化器官の収縮、痙攣、拡張により感じる痛みでどこが痛いかがはっきりしない特徴があります。自律神経を介して痛みを感じるため、お腹全体が重く、吐き気や冷や汗といったような症状もあります。下痢などのお腹をこわしたときの痛みはこの内臓痛といわれています。

(2)体性痛

内臓を取り巻く腹膜や横隔膜にある知覚神経が刺激をされて起こる痛みです。お腹全体の痛みというよりかはどこらへんが痛いかが明確である特徴があります。虫垂炎など内臓の炎症は体性痛といわれています。

2)腹痛の原因を理解しよう!朝の腹痛の3大原因 

(1)ストレス

ストレスを感じそれを長時間溜めていると自律神経に異常がでて、血行が悪くなります。そのため体に様々な障害がでます。主にでやすいの症状が腹痛です。次の日に大切な打ち合わせがあると、緊張でストレスを溜め腹痛になりやすくなります。

(2)冷え

冬はもちろん、夏でもクーラーをかけっぱなしにするなどしてお腹を睡眠中冷やしてしまうことで朝、お腹をこわし腹痛の症状が出る場合があります。体が冷えることで腸のぜん動運動が弱まり腹痛以外にも軟便や下痢になることがあります。

(3)内臓の異常

内臓になんらかの以上があることで朝、腹痛を伴う場合があります。仕事や外出を夜していて、気がはっているまたは疲れで痛みを感じなくても朝になり痛みを感じ、腹痛であることがわかるのです。原因となる内臓により、発熱や悪寒など腹痛以外にも症状は色々あります。

腹痛でお腹を押さえている女性

3)応急処置を・・!腹痛への2つの対処方法

(1)お腹を温める

寝ることによって活動しているときと比べ体温は下がります。そのため、カイロや腹巻などによってお腹を集中的に温めることによりお腹の痛みを和らげることができます。朝ごはんにスープなどの温かい食べ物を食べることもお勧めです。夏はクーラーをつけっぱなしにして寝ないことも重要です。

(2)お腹への圧力を減らす

お腹への負担がある状態だと痛みは悪化する可能性があります。仕事の場合は会社につくまではベルトを外しておく、または会社でスーツを着替えるなど工夫をしましょう。お腹を上にして15分ほど寝るとお腹の負担が減り、楽になる場合があります。

4)腹痛が治まらない場合に!考えられる3種類の病気とは

(1)過敏性腸症候群

腸の活動がおかしくなり、腹痛や不快感を伴う病気とされています。男性は下痢の症状が多く、女性は便秘になりやすいとされています。原因は明確ではなく、現状ではストレスが大きく関係しているといわれています。腸が過敏になることで少しの刺激でも痛みを感じ、それが脳にストレスを与えてしまう悪循環に陥るとされています。

(2)胃潰瘍

強い酸性の胃液から胃は自分を守るため防御機能をもっていますが、この機能が低下することで胃に炎症ができます。悪化すると胃に穴があくこともあります。

(3)十二指腸潰瘍

上記の胃潰瘍と同様に胃酸により胃を通り過ぎたところにある十二指腸粘膜が傷つき、炎症ができてしまう病気です。原因は胃潰瘍と同様、酸性の胃液から自分をまもる防御機能が低下することによりおきます。他にも胃潰瘍同様ピロリ菌の場合もあります。

Female doctor holding a stethoscope in his hand, two doctors and patient are on the background

5)早い段階で検査を!治まらない場合にすべき病院での3種類の検査

(1)便の検査

便を検査することで腸の異常やウィルスや細菌が体内にはいっていないかの有無を調べることができます。異常がないのに腹痛や不快感が止まらない場合は過敏性腸症候群である可能性が高くなります。便の検査には1週間ほどかかる場合があり、費用は一般的に3,000円~5,000円ほど必要になりますが検査の内容によっては費用が高くなる場合もあります。

(2)バリウム造影検査

バリウムを飲み、レントゲンの検査をし、胃や十二指腸の潰瘍の有無を調べる検査です。この検査では潰瘍の位置がわかるため潰瘍の有無だけでなく位置も確認することができます。検査には5,000円以上かかる場合もありますが結果はすぐにわかります。

(3)内視鏡検査

腸や胃の異常がないかを内視鏡を体内に入れることで調べることができます。その場で医師の説明を聞きながら胃や腸のなかを調べるので精密な検査といえます。現在はカメラも小さく、患者への負担も低い状態で受けることができる検査といえます。費用は5,000~8,000円ほどかかる場合があります。事前に医師に確認をしましょう。

6)病気の場合には?行われる可能性のある治療方法

(1)薬物療法

ウィルスや菌によって消火器に異常がある場合は見つかった原因となるウィルスや菌にきく抗生物質の服用が必要となります。それ以外にもピロリ菌が原因である場合は抗菌薬以外にプロトンポンプ阻害薬なども飲む必要があります。原因によって飲む薬や期間も異なるので医師に確認をしましょう。過敏性腸症候群の場合も薬物を使用して腸の健康に必要なビフィズス菌が含むものや心因性の原因に聞く抗不安薬を使う場合があります。

(2)手術

潰瘍などが悪化し、胃や十二指腸、腸の炎症が酷い場合やあなが開いた場合などは手術によって対応する場合があります。症状の具合によって軽い手術から重いものまであるので医師に費用や期間、方法は確認するようにしましょう。

Men are receiving health diagnosis

7)生軽習慣の改善を!朝の腹痛への3つの予防習慣

(1)ストレスを溜めない

ストレスを感じることは仕方ないことですが、ストレスを長い時間溜め続けることはよくありません。プライベートと仕事にメリハリをもち、勤務時間外が仕事のことを一切考えないことにする、そして毎日湯舟で半身浴や、好きな音楽を通勤や通学中に聞くなどして日ごろからストレスを溜めないようにしましょう。

(2)適度な運動

血行が悪い人は内臓に様々な異常をもたらします。体を温めるために日ごろからジョギング、ランニング、時間のある人はヨガなど体を動かすことを習慣づけるようにしましょう。但し、無理をすると逆に疲れがたまる原因となるのでしんどくない程度の運動を心がけましょう。

(3)十分な睡眠

主婦や社会人になってから寝る時間が以前の半分になったという人は多いです。できるだけ6時間以上の睡眠ができるようにタイムマネージメントをするようにしましょう。また、どうしても睡眠時間を減らさないといけない人も体が慣れている時間から20分単位ずつ減らすようにし、急に睡眠時間を何時間も減らし体に負担をかけすぎないようにしましょう。湯舟や運動などで体を温めることで睡眠の質が高まるといわれています。






今回のまとめ

1)腹痛の症状..種類とその特徴

2)朝の腹痛の理由は..3大原因 

3)知っておきたい..朝の腹痛への対処方法2つ

4)腹痛が続く場合・・考えられる4種類の病気

5)早い段階で検査を..治まらない場合にする3つの病院での検査

6)病気が原因だったら..2つの主な治療方法

7)予防はできるのか..朝の腹痛への3つの予防習慣